奇祭狂想曲 (メディアワークス文庫)/朽葉屋 周太郎
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【おちゃらけな大学生、名雪小次郎。彼は驚愕していた。すなわち――金がない。
そこで小次郎は夏祭り「鳴鼓宮祭」で、濡れ手に粟の金儲けをしようと企む。
だが、頼りの相棒・魔王が逮捕され、ピンチに陥る。
しかも、かつて敵対していた女子高生・朝霞愛理を人質に、街中を逃げ回るはめになってしまい…。
第17回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作『おちゃらけ王』の名雪小次郎が、またまた大奮闘!?
疾走感あふれる愉快痛快な逃亡劇に、酔いしれろ。 】
(アマゾンから引用)

なんか違う!

■ 感想とか色々

タイトルからは一見解らないけど「おちゃらけ王」の続編です
諸々引き継いでいるのでおちゃらけ王読まんと解らない思う
おちゃらけ王のあの馬鹿さっていうか全力で遊んでいるっていうか「マジかよお前バカだろ」みたいな大笑いできるテンションが好きだったんだ!
名雪さんと魔王はある意味名コンビだと思う、大迷惑だけど憎めない、あいつなら仕方ないかなって笑っちゃうような雰囲気がよかった
のにー

なんだか真面目(?)になってしまった
いやいやお金ないから今回の債鬼は参加料徴収したり他所から来た警備の人に魔王捕まっちゃったから魔王の名代を無断で名雪さんが務めてたり無茶ぶりもたくさんあった
しかし結局「迷惑の根源はどの時点から刈り取る?」って話だった、そんなのはいらんのじゃー
前は 笑:悩 が8:2くらいだったのに今回は6:4か5:5くらいな感じ
女史出てこねえしほとんど! ちょっと共闘してたけど! もっと出てきてよかったのよ!!

朝霞愛理さんと名雪さんを中心とした話
超大物新人に捕まっちゃった魔王と、その新人と対立する愛理さん、相棒のカザオキは行方不明
おちゃらけ王のとき出て来た人(除く幻警団)の大体は出て来るかも、幻警団は一回出てそのままさよならも多かったのであんまり覚えてない人もいるので解らない
白馬の人は出て来なかった(笑) あの白馬が幻警の中では群を抜いて好きです、だってあれもう外見と名前のミスマッチにもほどがあるだろ、いやああれはよかった、あれは金髪碧眼の王子さまみたいな奴がやるから似合うのである
妹さんに足の速いお兄さん、妹さんが会った謎の少年、廓女史(今ドイツと聞いたときの驚愕)
そうだよ今回魔王があんまり出て来ないのでそれもあるのかな

妹さん大活躍!
前回会った少年にも会えたのでなによりです(会った結果はさておき)
トマト投げ大会勃発~

イラストレーターは久保いさこさん!



おちゃらけ王 (メディアワークス文庫)/朽葉屋 周太郎
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