東京九龍城―レイジング・ブレード〈1〉 (スニーカーブックス)/花田 一三六
￥1,155Amazon.co.jp
【２１世紀初頭に日本を襲った大地震の後。
ベイエリアに聳える巨大なイベント施設は、家に帰らぬ少年少女、オタク、自称芸術家などが占拠し「城」と呼ばれていた。
だが、かれらは、「城」を狙う黒い勢力の前にはあまりにも無力だった…。そのとき！
「――俺を雇わねえか？」
背中に日本刀をひっさげ現れた、危険な匂いのする男・トシロー。
そして「城」は、待ったなしの戦争状態に突入する――。】
解ったような解らないような。
■ 感想とか色々～
今更経済の低迷程度で「日本人」が「日本」を「見放す」か？ と思ってしまった。
陸自の災害救助能力を超えてたって言うのはまだ解るんだけど、海と空が出番なしで可哀想だった。
「ともえ事件」なるものが起きたらしい。でもなあ。今更なんだよなあ。
東京って道府県に比べて治安よかったっけ？ なぜイラン人？
在日外国人数を調べようと思って総務省統計局に飛んだら日本人関係しか出てこなかった。
外務？ 入国管理？ と思ったんだが法務省だった。なるほど！
社会実情データ図録さんとこ見ると国勢からでも見れたみたいだが法務だと在日外国人総数２００万ちょい。（２００９年）
作中だと日本国内における犯罪のうち日本人による犯罪が９割だったそうで。
発生率と比率で考えろ、そりゃ日本国内在住の９割以上は日本国籍保有者だろうよ。外国来て悪さしてんじゃねーよ自分とこ帰れよ。
噴火しすぎとは思ったが。こんな連動すんのか。こええな噴火。
イベント施設を根城にしているリーダー格の少女と金髪少年、台湾少年（ハッカー）、爆弾（火薬？）オタ。
他にも根城にしている奴はいるんだろうけど守るために動いているのはこれくらい。
ラーメン屋のおっちゃん。
で、日本刀のおっさん。表紙のおっさん。これもうおっさんだろ…！
加えてどう見たって悪人顔ですありがとうございますレベルだと思う、目つき悪すぎっ
いい奴か？ まあいい奴、なのかなあ よくわからない。シンゴの銃弾を逸らしたことだけは感謝する。
壊したのはいいんだけどなぜかが解らない。いつまでも縋ってんじゃねーよってことか？ よぅ解らん。
まだ「主張しない権利は失われる」なら解るんだけど、主張したって権利失われてんじゃねーか、いいのか、あ、多数決か。
警察とか選挙とか裏社会とか。
にしてもなぜ台湾？ や、台湾少年は好きな方だった。特に
「情報をコントロールできる立場の連中が、自分たちに不利になる情報を流すはずないだろ」ｐ２０５ が好き
カメラの回っていない所でのやり取り。
メグミさんが好きかどうかはともかく
１ってついてるけど多分続刊は出てないよ
恋愛なしの豪兵伝かな？ とも思ったがそれを言うなら豪兵伝が恋愛ありの東京九龍城
イラストレーターは森美夏さん！
中の絵の方がまだ好き
正しくは角川書店スニーカーブックスです、便宜上「角川書店」収納