イスカリオテ〈3〉 (電撃文庫)/三田 誠
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【生徒会一行と合宿場の下見で海を訪れたイザヤは、かつて九瀬諫也やカルロとともに聖戦を戦った壬生蒼馬の襲撃にあう。
断罪衣を起動して攻撃してくる蒼馬は、しかし“獣”に取り込まれ、殉教したとされているはずだった。
底の知れない玻璃のもうひとつの人格、異端審問官・ラーフラの監視など気を許せない状況の中、本当の『九瀬諫也』の記憶を留めている蒼馬にイザヤは苦戦を強いられる。
はたして蒼馬の正体と目的とは、そしてイザヤがホンモノとニセモノの狭間に見出すものとは!?
罪と罰が織りなすアイロニック・アクション、第3弾。 】

言いたいことが大体変わらない。

■ 感想とか色々~

玻璃が色っぽいのは別にいいんだけど色っぽさが詰まらなーい!
ノウェムのデレが多くて詰まらなーい!
語彙が少ないのは少ないので構いませんがもうちょっとこう…それ以外で表して? と思った。
向かう途中でノウェムが戦闘に関係ないことを口走ったのには思わず嫌いになりそうだったよ。
解りやすいリアクション連発されるとやすっぽくなって嫌だなー…。
最初の海→水着で ああそういえば夏だな と思い出したわたしもあれですし確かにイザヤやラーフラの水着姿見るよりも女の子の方が楽しいけどさー!! モロって感じ… それが詰まらないかどうかはさておき比率的にもうちょっと戦闘シーン多いほうが嬉しい。壬生が死なない程度に痛めつける所とか。
そして段々とラーフラの申し訳ありませんが癖とはいえうざくなってきた。
いえラーフラの見た目は好きですが。
ちなみにイザヤの親友として出てくる新キャラ壬生蒼馬の「壬生蒼」までは好きです。だって蒼だし。だって壬生だし。(少年の中に神を――ある種の“救い”を見たことだけは嫌かも)
馬も生物的には綺麗だと思う。ソウマの音は好き。
フルネーム出てきたときにはテンション上がった…。
なにこの人強すぎる(笑) と思ったらなんでか1巻限りっぽいんだがな!
三人がかりでの、あれは共闘というのかな。
まあ彼の氏素性がこれからの話にも関係するんだろうけど。

玻璃が玻璃の自我を失う前に殺されるか自分で死んだら好きになるかも。
というより彼女の覚悟が好きなんだろうが実際には死なないんだろうなーとかも。(自分が自分でなくなる感触。頭の中を侵食される前に。)
カルロさんとラーフラは腹の探り合い、イザヤは生徒会の顧問に、ノウェムはその補佐に。
バビロンの大淫婦。イザヤは自ら状況を複雑にさせてるなあ。隠し事と言っていないこと。いきなり諌也出てきちゃったよ あれどういうことだ(笑)
おじちゃんの寿命が短そうだなあ あの人もあの人で必要だろうけど。
昔話と、崩れることなどないと信じていた頃。

340くらいあるのに多分2時間半くらいで終わっちゃったよ。
どんだけ読みやすいんだよ……厚さの割には物足りない……。

イラストレーターは岸和田ロビンさん!
ラフ集をカラーに載せるのってお仕事的にどうなんだろう。
1巻ノウェム&イザヤ、2巻玻璃&イザヤ、3巻ノウェムピンだったら次は玻璃(かイザヤ)のピンかなー。


イスカリオテ〈2〉 (電撃文庫)/三田 誠
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