ミスマルカ興国物語 IV (角川スニーカー文庫)/林 トモアキ
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【次なる紋章を求めてマヒロ一行が向かったのは、帝国に並ぶ大国・ゼピルム共和国。
遺跡の場所も判明し、今度こそ楽勝でゲットかと思いきや、遺跡は反政府ゲリラのアジトになっているという。
共和国の大統領は“先読みの魔女”の指揮の下、制圧部隊を派遣するが、時同じくしてテロが勃発、なんと大統領と共にマヒロが誘拐されてしまう。
ゲリラの狙いも紋章なのか? 事態が錯綜するなか、マヒロ救出に向け、パリエルたちが動き出す。 】
古狸め。
■ 感想とか色々~
パリエル達の活躍がなさすぎる……。
マヒロの活躍はまああるんだ、焦点当てられてるしこの子動くし。坊ちゃまはいいんだよ坊ちゃまは。
ジェス、パリエル、エーデルワイス、エミット、シーナさん……が………!
特にシーナさんなんて心労的に お疲れ…さまです……!! と言いたくなるくらいだよ! お疲れ様です!
エミットは戦闘に加われないからさておき パリエルも然程強いと言う気がしない(笑)
ヒーロー以外にも作ろうよー マヒロは好きでも嫌いでもないからさておき ジェスの兄さんとか剣ふれるの凄いと思うんだー……。(後天的な隻腕隻眼ってバランス崩れないのかなあ)
テロだの軍事だの出した割にはあっさり……というかテロ側が大分甘かった気が……うーん………。
大妖怪の最後のやり取りは好きなんだけど ☆ 嫌いなんだよねえ。
多用しない限り ♪ はまだ(まだ)読み進められるんだけど……☆は嫌だ……☆は………。
あとわたし基本獣耳属性ないんで。例えだけなら可愛いと思うがリアルに付属されていると後ずさる。
紋章や杯もちょと出てきましたが中心は大統領と民主主義だったかな、と。
古狸め。(笑顔)
いやあおじいちゃん喰えない人だったねえ。喰えない人は好きだよ、しかもマヒロが民主主義に失望したのではなく民主主義という権力を行使する自分達に失望したとしたから余計に好きだよ。
そうだねえ わたしは人を糾弾するのがどうにも苦手で概念を嫌うことが多いんだけど 特定であればその概念を唱える人も嫌うねえ。「綺麗事」を筆頭に、その考えや言葉をどういう風に使ってるのかな?って疑問に思っちゃうから答えの返ってこない問いかけをするんだけど。
ただまあ、人に対して、期待はしても信用はしてないからなあ。わたしダイナマイトと枯葉剤大分根に持ってるんですよ。そこまで詳しくも一席出来るのでもないけど、それがあるから「文化」云々の大統領の台詞は信じてない。
足掻いて喚いて抗って「理不尽」を敵として逆らえば? それもひとつのバロメーター、磨り減らすか保つか増やすかは人それぞれ。数値化は出来ないけどね。
建前と本音と遠回しを下らないと思うのなら、ただ公の律に従うことだけを良しとして生きていることを馬鹿馬鹿しいと思うのなら。
あ、あとゼンラーマンが二人に増えました。なんで132ページはシリアス空気なのか(笑)
読んでいて笑ったり解っちゃうのが恥ずかしい……というかこれ解っていいものなのか…。
がっつりベッドシーンの方が逆に恥ずかしくない。「下」の話だとしても。開き直っちゃうからかな? リアルで聞いたら笑顔で失せろレベルですけどねー うーん いやまあいいんだけど(笑)
sixの発音で盛り上がってた同級生を思い出す。
アホらしい……というかあんな勇者は嫌だ……シーナさんが常識人でよかった…。
一対一は決闘(喧嘩)なのに一対多数になったらリンチで多数対多数になったら戦争(戦)なんだな、と。あそこらへんは面白かった。
マヒロ有利の話なのでもうちょっと……こう……精神的に抉ってもいいんじゃないかな……。
行き過ぎて能力の高い人間が多い。
名前として白鴉が好きです白鴉。
イラストレーターはともぞさん!
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→(3巻の感想)