三田 誠, pako
レンタルマギカ ~魔法使い、貸します!


それって貸すって言うの。
むしろ“協力”じゃないの?

ケルトから神道、陰陽道からソロモンまで色々揃ってます。
嬉しいですね。個人的に物凄く嬉しいです。
72柱とか語り部とか嬉しいですね。しかしそれほどストーリーには関係ない感じが。


父親失踪から7年、死亡扱いされたことにより息子である伊庭いつきは、社長になってほしいという社員から、初めて父親が会社を興していることを知る。
派遣会社。しかも、魔法使いの。
禊を得意とする小学生のみかんに、
常に猫を愛し猫を傍に置き猫を讃える猫屋敷さんに、
20年はかかるという魔術を会得し、故郷に帰還してきた穂波。



「判子を押してサインすればいい」と丸め込まれ哀願の視線に負けて引き受けた社長業。
本当にそれだけだったはずなのに、魔界の犬は捕まえさせられるは商売敵に睨まれるわ得体の知れない<教会>の男は出てくるわ、
果ては禁忌を犯し「魔法になった魔法使い」までご登場。

金髪ツンデレ少女に、ロリ、眼鏡。
揃いも揃えたり、という感じではありますし、
眼鏡少女の場合はいつきと幼馴染らしく(しかしいつきには記憶なし)、
契約社員である猫屋敷とみかんの場合は「元の所属組織に戻りたくない」らしいです。


魔法使い、貸してることは貸してますが、
完全な商売というよりかは事情を知ったからほうっておけずに協力していますので、妙な感じ。釈然としません。
いつきの右目は眼帯を当てているにも関わらず異界の物を見、呪力の流れを読めます。
妖精眼らしいですがしかし、うーん、本領発揮!のときもそこまでカッコよくはなかったです。

材料は好きだけど、調理の仕方がなぁ……。