夢花 李
同細胞生物。

全編BL。
絵柄が絵柄だけに読むのは辛くありませんが、
感情を書く分、展開や設定に期待しちゃいけないのかなとも思います。
むしろわたしはカラーが好きです。
あとお話の最初のページの裏に書いてある手書きの文字とか。



「同細胞生物」
表題作。
平凡な出会いから付き合うまでをあっさりと書いてます。
発展するの速いですね……(遠い目
致してませんが、手を出すくらい?
キスまではフツー。


「僕は好きさ」
上の続編。なんと4ページ(笑)
表紙を抜いたら3ページ! 大学のこと、進路のこと。
照れ屋のくせして可愛い。


「手のヒラ☆ララバイ」
これも続編。20ページはないですが数えるのに飽きました(早い
不安になって、空に祈るお話。
李さんの書く人達って本気で神さまを信じてそう。
一緒に眠るお話。


「屋根裏郵便物語」
タイトル通り。「物語」とつけるのが可愛いです。
手紙の最後にあの文字、というのも素敵!
屋根裏、屋上、誰も使わない教室。
トキめきますね(笑)

「天使を造る」
ひとりの人間の為に生きる天使。
愛しすぎて愛されすぎて大変そうな……(笑)
キラキラを手に入れた人のお話。
前後編で、後編は天使のお兄さんのお話。
見開き、兄達とは全く違う方向に飛び立とうとする主人公が凄かったです。
真っ黒なお兄さんでした。(服装の話です。


「このワガママな僕たちを」
保父さん志望の大学生とそのお隣の高校生のお話。
横恋慕は幼稚園児(笑) 
でもその言葉を本気にするのはどうかと思うよ、高校生。

現在形と過去形が好き。


夢花李先生の他の作品の感想:別窓開きますのでご注意をシャボン玉

昔久街のロジオネ
天狗神