使える科学を書いてます。
人は怯えたり恐怖を感じたりすると、ほんの一瞬顔がひきつることがある。これは、恐怖が括約筋という筋肉と神経伝達によって直結しているために起こる制御しようのない反射的行動だ。ちょっと下(シモ)の話で勘弁してほしいのだが、人は普段の生活の中でも肛門を閉めるという動作を無意識に繰り返している。女性の感覚がわからないので男性で例えるが、肛門を閉めようよするとイチモツにも力が入っているのがわかるはずだ。逆にイチモツに力を入れると肛門も連動して閉まっているのを体感できるだろう。そして、それらをどちらか片方だけ動かそうとすると必ず同時に動いてしまう。尿意や便意を感じたときにすぐにトイレに行けず、我慢したり辛抱しなければならなかったりすることはよくある。そんなときに垂れ流しにならないよう尿意や便意を我慢できるのは、大脳が括約筋に収縮命令を出すことによって排尿や排便を抑制しているからである。「恐怖」と「驚き」の違い 恐怖は「驚き」と混同されやすいが、驚きの直後に襲ってくる感情が恐怖である。驚き … 予期せぬ出来事や予期に反したことから起こる感情恐怖 … ある特定の事象を認識した直後に襲ってくる感情例えば、こんなケースをイメージしてみてほしい。見通しの悪い夜道を一人で歩いていたとする。どこまで歩いても人影はなく車も通らなければ音もしない薄気味悪い道に、あなたの地面を踏みしめる靴音だけが数百メートル先まで響いている。だんだん気持ち悪くなってきたあなたは帰路を急ごうと足を早めるのだが、なんとなく自分の背後に人の気配を感じる。あなたは足を止めて恐る恐る後ろを振り返る。しかし、誰もいない。気のせいと思い顔を戻した瞬間、そこにはあなたを待ち伏せていたかのように人が立っていた。このケースの場合、顔を戻したときに何かがいると気づいた瞬間に襲ってくる感情が「驚き」、そしてそれが「人」だと認識した直後に襲ってくる感情が「恐怖」である。 このとき、「驚き」が「恐怖」に書き換えられるまでの時間は0.2秒未満となる。恐怖と括約筋 冒頭で括約筋について触れたが、恐怖と括約筋は直結している。恐怖の種類やその人が受ける恐怖の度合いにもよるが、人は怯えているときや恐怖を感じているときに括約筋の収縮が起こることがよくある。これは、神経伝達によって起こる反射的行動なので意識的に制御することはほぼ不可能である。人は恐怖を感じたとき、自分の身を守ろうと体を丸めたり背中を向けたりする。例えば、顔の横で窓ガラスが割れる音がすると、すでに割れているのに反射的に手や肩をあげて顔を覆い、腹をかばうように窓際に背中を向けるだろう。こういった一連の動作はもともと人に備わっている防衛本能による行動なので、顔や体をガラスが割れる音がした窓際に向ける人はまずいない。安全を確認したのちに、はじめてその事実を確認するために顔や体を向けるはずだ。恐怖を意図的に再現するのは難しいが、怯えたり恐れたりしているときは体にも力が入りやすい状態にある。自分ではなかなかその瞬間を確認することは難しいかもしれないが、緊張しているときや集中しているときに括約筋は収縮することが多くなる。表情がひきつる 隠し事やバレると都合の悪いことが捲れそうになると、人は少なからず恐怖に襲われるようになる。バレたらどうしよう…という恐怖で、バレることによってどういう事態が起こるかがわかっているケースに多い。 こんな例をイメージしてみてほしい。ひとりの男がある犯罪に関わった犯人と接触があり、その事実を国家権力を有する機関にすでに掴まれているとする。しかし、声を聞いたことがある程度で犯人の詳しい情報は知らない。そこに犯人の情報を聞き出す質問を投げらるのだが、本当に知らないことについては特に怪しい点は見られない。そこに、知らなくても、声は聞いたことがあるのでは?という事実を突かれた瞬間に男は以下の表情を見せた。向かって左目下(右目尻下)あたりが一瞬ひきつっている。無意識に動く括約筋の収縮は一瞬であり、収縮した直後に弛緩する。表に出すまいと抑えようとしているときにもっともなところを突かれると、括約筋の収縮が神経伝達によって表情にもリンクする場合があるのだ。当然本人はその事実に気づくはずもなく、表情がひきつった自覚すらない。おわりに 今回はの記事は、表情がひきつる背景には恐怖と括約筋の関係が絡んでいるという点について紹介したが、「括約筋が収縮する = 表情も毎回ひきつる」ということではない。緊張や恐怖の度合いによっては表情にまでその反応が到達しないこともある。ほとんどその瞬間に気づくことはないかもしれないが、括約筋の収縮は普段の生活の中でもかなりの頻度で起こっているのだ。・ 株や為替の取引中・ 仕事でのクレーム対応中・ 異性と初めて手を繋いだとき・ 慣れない車を運転しているとき・ 絶対に採用されたい企業の面接中個人差はあるが緊張が伴う恐怖に駆られているときは下半身に力が入りやすくなり、括約筋の収縮が起こりやすくなる。相手の表情がひきつったときは、何らかの理由で緊張と恐怖に駆られている可能性が高い状態にあるといえるだろう。
出典: pixabay(CC0)人は都合が悪いとき言葉でそれを補おうとするが、脳がどんな命令を下そうとしても体は常に真実を選択しようとする。例えば、・ あいつは言うてることとしていることが違う・ いつも言葉と行動が伴っていないそういうことは良くあることだが気づいたときにはもう出遅れている。もっと早くに気づけないないだろうか?相手の言葉を信じたがために、時間を無駄にしたことや損を被ることも過去をたどれば思い当たる節があるのではないだろうか。今回は、あることに注目すれば比較的早い段階で相手の真実を見抜ける方法があるのでそれを紹介する。言葉よりも相手の体に注意を向けてみる結論から言うと、言葉は鵜呑みにせず半信半疑で聞いておくということになる。何をしゃべったかではなく「どう反応したか」に注意を払うということだ。相手が信用できる相手かどうかわからない場合は「何をしゃべっているか」ということよりも、体の動きに注意を払うことでそれがわかるようになるからである。顕在意識と潜在意識人の意識には顕在意識と潜在意識の2つがあり、その割合は顕在意識が「1」に対して潜在意識は「9」と言われている。人の意識の大半が潜在意識で顕在意識はそのうちの1割しかないということだ。そして、無意識に体に出た反応はまさしく真実が滲み出たものである可能性が極めて高いとされている。無意識にやってしまう行動の一例を挙げてみよう。例えば、人はお腹が痛くなったとき手でかばうようにお腹を押さえたり摩ったりするが、それが理由で痛みが和らぐことはない。風邪を引いたときに咳をすると胸や喉が痛くなるときもあるが、このときも胸や喉を手で押さえたり摩ったりしていることがある。他にも、サッカー選手が試合で相手チームの選手から足を削られたときに、触ったところで痛みがすぐに引くわけでもないのに削られた場所を自分の手で止血するかのように強く押さえつけたりする。人は、痛みの差が大きければ大きいほど、小さな痛みに鈍くなる。これは心の痛み(苦痛)でも同じだ。腕を骨折したときに膝にできた軽いすり傷に気づかなかったなんてことはよくある話だろう。痛みのある場所に手がいくのは当然意識があってのことなのだが、痛みがある場所を更に手で押さえるという行為はそれ以上の外的な刺激から体を守ろうとする無意識の行動である。自分では痛みのある場所を触るのに他人に触られそうになると逃げたり、触られないように自分の手や体を使って患部をかばったりするのは、何よりもこの事実を証明しているといえるだろう。相手が話していることや相手の口から出てくる言葉が真実かどうかは、話している内容や言葉を聞いているだけでは判断がつかないことも多い。もし、相手の話に信憑性を感じなかったり怪しいと思ったときは、声(音)ではなく目(映像)のほうに視点を切り替えてみるのも1つの方法だ。体に出る「わずかな挙動」に注目してみると、言葉や話を聞いているだけでは見えないことが見えるようになるのである。真実を隠せない体隠しているつもりでも隠せていない、他人に悟られたくない本音は以下のような形でその姿を見せることがある。口では楽しんでいるように話したり返したりしているように振る舞っていても、体は椅子にもたれかかっていたり、腕を組んでいたり、指先でしきりに何かを触っていたり、指遊びなどをしているとしたらその言葉は作り笑いと同じで、機嫌をとろうとしているだけの可能性が高い。話がつまらないと思っているか、そろそろ自分がしゃべりたいと思っているか、帰りたいと思っているだろう。恐らく視線も落ちていることが多く、ほとんど目も合わせないはずだ。人が人の話に興味を持っているときは体が前のめりになり、体が自分に対して開いている感じに見えることに加え、うなずいたり笑ったりと体や顔が縦に動くことが多くなる。逆に興味がないときや魅力的でないと感じているとき、話に飽きている場合などは椅子の背にもたれかかって座ったり、体は残して頭だけが下がり上目使いにあなたを見るようになったり、猫背になったりしているはずだ。また、人はやる気がなくなってくると肩が下がってくることがわかっている。向かい合わせになる席に座ったときは、最初に相手の肩の高さを確認しておくことで相手の姿勢が悪くなったかどうかを判断することができる。出典: pixabay(CC0)目安としては、相手の背中に見えていたものが肩が下がることで最初に見えていた位置よりも、より下の方まで見えるようになるのですぐにわかるだろう。あなたもしくはあなたの話に興味がないときや、魅力を感じていないとき、その場の空気に嫌気がさしているときに多く見られる物理的な証拠となる行動なので覚えておくと参考になるときがくるはずだ。また、片側に体重が乗り、左右に体が傾いているときも興味がない、やる気がないときのサインを意味する。例えば、二人の男性の間に挟まれている女性が心を許したときなどは、好意を向けている男性の方を無意識に選び、その男性に近づくように姿勢を崩すことがわかっている。逆に、興味がなく退屈している人に対しては、反対方向、つまり離れるように姿勢を崩すのだ。あなたが女性で両サイドが男性なら、自分の体が傾いたときにどちらの男性に傾けているかを意識してみるといい。改めて考えてみても、無意識にとった自分の行動に納得するはずである。いずれも無意識にやってしまう行動なので飲み会や団体の席で女性の隣に座ったときは、そういった視点で女性を観察してみるとわざわざ自分がその女性からどんな印象を持たれ、どう映っているかは聞かなくても大よその判断がつくようになる。避けられたときはショックが大きいかもしれないが、それでも知りたいという覚悟があるならひとつの方法なので試してみてはどうだろう。女性の場合、もし隣に好意を寄せる男性が座っている場合は少し体をその男性のほうに傾けてみるといい。座敷なら手の平を床に置いて軽く体重を乗せれば体は傾く。テーブルなら軽く腕(肘はつき方によっては横柄に映る場合がある)をつきながら体をその男性のほうに傾ければいいだけだ。ただし、それをするときは顔と視線だけは別のところに向けておくことをおすすめする。あくまでも相手に悟られないことが重要なので、体も顔も視線も相手のほうに向けてしまうと二人の間柄や関係によっては(同時に目が合うなど)気まずい空気が流れることがある。相手のほうに体を傾けたときに相手が腰をあげて少し座りなおすような姿勢や、上半身を少し自分から引くような姿勢をとらなければ、体は心の距離に値するので上手くやれば脈アリの可能性大だ。
出典: pixabay(CC0)相手が怒っていると感じたとき、その怒りがどこまで本気かを見分ける方法がある。なぜ怒っているかではなく、怒りの度合いを図る方法だ。最近は、講談社の編集次長がもっとも近い存在である自分の妻を殺害したり、福岡では32歳の母親が生後三ヶ月の長女を殺害したりなど、当たり前のように殺人事件が起きている。相手に殺意を抱くほどの怒りは怒りの中でももっとも強い怒りであり、相手がどれぐらいの怒りを持っているかを知らずに近寄ると、命を殺られることもないとは言えない時代になってきた。自分の身を守るという意味でも、相手がどれぐらいの怒りを抱いているかはある程度外から判断できたほうがいいだろう。…といっても、普通の人はそんな見分け方があることすら知らない。今回は相手の怒りがどこまで強いのかを、表情にあらわれる特徴を例にあげて紹介する。覚えておくと参考になるときがくるはずだ。本物の怒りと嘘の怒りあなたはある人から疑いをかけられた。その疑いに覚えがなかったり真実と異なっていたりすると、あなたは以下のどちらの表情で反論するだろうか。人は、疑われた内容が的を得ていたり図星だったりしたとき、それを誤魔化そうとすると眉の内側があがり、通常より少し目が開くことがわかっている(写真: 左)。逆に、その内容に本当に覚えがなかったり真実と異なるときは、納得できない怒りによるストレスから眉の内側が下がって眉間にシワが入る(写真: 右)。例えば、浮気をしていないことを前提で付き合っている二人がいるとする。ある時いきなり、浮気してるやろ?と、証拠でも握っているかのような言い方をされたら。あなたはどう返すだろうか。はぁ!?してないわ!ぶざけんな!当然そんな感じの返しになると思うが、誤魔化そうとするときも同じような言葉を使うだろう。なので、言葉はあてにならない。今回のようなケースでは、言葉ではなく相手の眉(目の周り)に注目するといい。怒りの度合いは眉に出る本当に浮気をしていないのにしているところを見たかのような言い方をされると、誰でも気分を悪くし怒りを覚える。なぜなら、本当に身に覚えがなく、その自覚もないからだ。悔しさや真の怒りが感情を襲っているときに、人の眉は絶対に上がらない。嘘をついていたりその嘘を隠そうとするときに、人は真実よりもその嘘をとおそうとすることを優先にするため、疑われたことに対して本来出るべきはずの怒りが表情に出ないのだ。冒頭にあげた殺人などのケースでは、殺害前の容疑者の眉は絶対に下がっている。殺意を抱くほどの怒りを抱いているときは、これに加えて目も見開いている(強い怒り)はずである。出典: pixabay(CC0)眉が下がって目も見開く(写真: 上)ときはそうとう強い怒りを感じているときに出る表情である。危害を加えられる可能性がかなり高い状態にあるので、相手がこの表情(眉を下げて目を見開く表情)を見せたときは十分気を付けることだ。また、眉が上がっているからといって怒りが浅いとか嘘の怒りという判断から、挑発したりしつこく食い下がったりするようなことはしないように注意してほしい。もしすれば、次にあなたと目を合わせるときに相手の眉は間違いなく下がっている。嫌味が目的で挑発をする精神年齢の低い人がたまにいるが、そんなことは大人がすることでもなければ子供の喧嘩にすら及ばない。揉め事を望んでいないのなら、わざわざ相手の怒りをあおるようなことは言う必要ないだろう。相手がどれだけの怒りを乗せて返してくるかわからないので、どうしてもやりたくなる器の小さな人は自己責任で勝手にやってればいい。終わりに今回の記事は、相手がどれぐらい怒っているかを知りたいときは相手の眉(目の周り)を観察してみると、大よその怒りの度合いがわかるという話だった。相手が怒っている場面は、個人で遭遇することもあれば団体で遭遇することも出てくるだろう。近くで怒りだす人が出てきたときは、ぜひその人の眉を観察してみてほしい。怒りの度合いと眉の関係に納得するはずだ。
あなたもこんなことに悩まされていないだろうか。・ 午後はいつも眠気との戦いになる・ 寝たくても寝れないとこで眠くなる・ 自由になると嘘のように眠気が吹っ飛ぶ実は、昼に辛いものを食べると午後に眠たくなることがわかっている。食べた直後には眠気を感じないのに時間が経ってから眠気を感じるのは、食事によって上がった体温が下がる過程で眠気に襲われるからだ。夜に眠たくなる人が多いのは、生活のリズムとは別に濃い食事、運動( 仕事 )のあとや入浴など、体温を上げる要素が夜に集中していることも背景にある。人為的な理由で体温が上がると、体は上がった体温を平常に保とうと体温調節に入るが、食べた満腹感で眠たくなるというのは実はちょっとだけズレているのだ。食欲が満たされたから眠たくなっているのではなく、体が食事によって上がった体温を下げようとする過程で眠気に襲われているのが本当の理由。なので、温かいものを食べたりアルコールが入ると眠たくなるというのは当たっているようで間違っている。その証拠に、アルコールによって眠気を感じるのはアルコールを摂取しているときではなく、アルコールを摂取したことによって体が冷えてきた頃に眠気に襲われているはずなのだ。眠気を体感するときは、体が上がった体温を下げるための体温調整に入ったときと覚えておこう。体温の上昇を促す食事は一日の最後に午後から仕事がある日の昼や長時間の運転などが控えているときは、体温を上昇させる食事は避けたほうがいい。汗をあおるような唐辛子や七味などの香辛料も昼にはとらないほうが無難である。午後は眠気との戦いになるので、営業、契約、交渉などを午後に控えている場合は仕事に支障をきたす原因になることもあるかもしれない。心理や人の体に詳しい人はこれらを逆手にとっている場合もあるので注意してほしい。眠気に襲われるということは頭の回転や判断も鈍るため、体温の上がりやすい食べ物は一日の最後(就寝前)に摂取するほうがいいだろう。就寝前のひと工夫で眠りを促進させる就寝前の食事で体温が上がりやすい食事を摂取しておけば、眠りを促進することが可能になる。上がりやすいということは、それだけ体温調整の幅が広くなるので眠気に襲われる強さも大きくなるからだ。好き嫌いもあると思うが、夜の眠りが浅い方や不眠症の方などは夕食に辛いものを食べると眠りやすくなるという統計も出ているので、参考にしてみてはどうだろう。辛いものは刺激が強いから、余計に眠くならないのでは?そう思うかもしれないが、理にかなっている方法なので試してみてほしい。
出典: pixabay心理的効果を受けるものの多くは、潜在意識(無意識の領域)に作用するものが大半を占める。知っていて損のない知識であり、活用できるようになればスキルに変えることも可能だ。心理を知るということは、人を知る(人の感情に先回りできる)ことに直結するため、心理に興味のある方は以下に記述する15選は覚えておくと参考になるときがくるだろう。※潜在意識について潜在意識の存在を最初に発見したのは、オーストリアの心理学者ジークムント・フロイトと認識されているが、フロイトの著書にはユングとアドラーという名前が出てくる。フロイト、ユング、アドラーは3人セットで覚えておくことをおすすめする。1. アンカリング効果アンカリング効果とは、最初に提示された条件や数字が脳にすり込まれ、それが基準となることで意思決定をしてしまう心理現象のことをいう。家電量販店などに行くと・・・・ 63000円 → 39800円!!・ 5月15日~5月31日まで9800円 → 5000円OFF!!のように、必ず目に入る場所に赤字で設置されているのを見たことがあるはずだ。目に見える形で条件や数字を提示することで・・・・ 得をしたい・ 良いものを安く手に入れたい・ 今しかこの金額で手に入れられないという心理を押し、商品購入または決済につなげる効果として使われている。主婦の方なら、毎日のようにスーパーなどで目にされていることだろう。2. カクテルパーティ効果カクテルパーティー効果とは、周囲がどれだけうるさい状況でも自分に関係のある話には自然と意識を集中させてしまう現象のことをいう。経済に関心がない人は、株や為替にも関心がない人なのかもしれない。しかし、投資で生計を立てるトレーダーなら嫌でも関心をもつだろう。また、友達数人で集まっているときに自分の業界に関するライバル会社のニュースをテレビで放送していたら、友達の話よりもテレビのほうに耳を傾ける、その人にとっては関心を持たずにはいられない瞬間になっているかもしれない。3. カリギュラ効果カリギュラ効果とは、禁止や注意を受けることで逆にその先が気になってしまう心理のことをいう。・ 絶対に見ないでください・ 関係のない方はこの先を読まないでくださいアダルト系のコンテンツを含むサイトのトップページに設けられている年齢認証なども規則で確認ページを設けているが、逆にそれがこの効果を呼んでいる場合がある。・ 18歳未満の方のアクセスを禁止します・ 20歳以上の方のみアクセスできますそう言われると、余計にその先を覗いてみたくなる時期もあったのではないだろうか?4. 希少性の法則希少性の法則は、いつでもどこでも手に入るものは価値が低く、数が限定された限られた人しか所有できないものほど価値があると考える心理のことだ。・ 先着10名様限定・ 世界に3台・ 本日限り有効2006年に元サッカー日本代表の中田英寿選手がクロアチア戦で履いたスパイクがハイチ救済のチャリティとしてヤフーオークションに出品されたが、1億3000万円を超える値がつき、ヤフーが入札者に落札の意思確認を行うなど対策に動いた。オークションは入札時間にも縛りがあるため、有名人や芸能人が関わっている場合は狂ったような値がつくことも珍しくない。5. 権威への服従人は権威に弱く、専門家やその道のスペシャリストの言うことは正しいことだと信じている。自分の意思で判断できないときは権威を最終的な判断材料にすることも少なくない。・ ハーバード大学○○教授の研究結果によると…・ 芸能界一美人と言われる○○も長年愛用している…・ 世界的に有名なハリウッドスターの○○も認めた…新しく発売される商品などには誰もが知っている有名人を起用し、商品自体に信用をすり込ませるCM、広告も少なくない。歌手の安室奈美恵さんが厚底ブーツを履いたことで多くの若い女性が当時、彼女のスタイルを追うようにマネ、それによって企業も多大な売り上げを立てた。商品やサービスに権威をかけることで信用が移転し、バイラル(口コミ)がかかるようになる。6. ザイオンス効果単純接触効果ともいう。接触頻度が多くなればなるほど好感度や印象が良くなり、相手に心を開いたり欲求を受け入れやすくなる心理現象のことをいう。就職されている方は入社当初、周りは知らない人ばかりでそれなりに緊張もあったと思う。あなたが入社一年以上経過しているなら、食事をしたりプライベートな話をできる社員も一人や二人はいるだろう。しかし、社員の誰とでも食事をしたいとは思わないだろうし、プライベートな話ができる人も限られているだろう。個人的な付き合いや話ができる人というのは、それだけ過去の接触頻度も高いはずだ。他の人に比べて話をする機会が多かったり、性格や考え方が自分と似ていたり…。これは、他の人と比べて接触回数が多くなったことで構築できた関係といえる。これがザイオンス効果である。7. 社会的証明の原理人は周りの行動につられたり、少なからず影響を受けるものである。街を歩いているとき、異常な行列ができているラーメン屋を目にしたことはないだろうか?並んでしまうと、かなり時間を取られるのでそのときはパスしたかもしれない。しかし、ラーメン好きな人であれば自分の知らないラーメン店にこれだけの行列ができているという事実は、一度その味を自分の舌で体験してみないことには気になって落ち着かないのではないだろうか。8. ディドロ効果ディドロ効果というのは、今の基準よりも高いものを所有した場合、もともと所有しているものを、より高い水準に統一しようとする心理のことである。1億円の宝くじに当選したとして、そのお金をどう処分するかは本人が決めるわけだが、欲が強い人は一つや二つの消費では終わらないかもしれない。家の中にある家具や家電一式を買い替えたり、今までは買えなかったものを買ってみたりする人もいるだろう。また、わずかな追加料金や地位をあげることで今までより都合がよくなるというシステムが至るところで存在する。アバターやソーシャルゲームをご存知の方は、この意味がよくわかるはずだ。9. 同調現象同調現象とは、周囲と同じ行動をしていると安心し、自分だけ周りと違う行動をしていると正しいことでも不安になる集団心理のことをいう。ある一定数の人が同じ行動を起こしていることには意味があると解釈し、社会的な承認効果によって周囲に同調した判断をするようになる。意思が弱い人や感覚だけで物事を見ようとする人は同調現象に影響を受けることが多いと言われており、強い志と明確な信念をもっている人は最後まで自分を貫くだろう。10. バーナム効果バーナム効果とは、誰にでも該当するような曖昧で抽象的なことでも、自分と関連付けられて話されることで自分だけに該当する正確なものと解釈してしまう心理のことである。不安を抱えている女性に強く働き、占いがその代表格となっている。※バーナム効果はフォアラー効果ともいう。11. ハロー効果ハロー効果とは、対象となるものを評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられることで他の特徴の評価が良くも悪くも歪められる現象のことをいう。例えば、警察のキャリア。キャリアなので学生時代は努力されてきたわけだが、キャリアというだけで警察らしい仕事をしているかどうかは側近の人間にしかわからない。企業や組織の多くは、末端の社員がもっとも苦労しながら頑張っていたりするものである。それなのに、キャリアというだけで市民のための優秀な警察官と評価されたりする。12. バンドワゴン効果バンドワゴン効果とは、サービスの購入や利用者が多ければ多いほど、顧客一人ひとりの満足度や安心感が高まっていく心理現象のことである。iPhone7が3キャリアから発売されたが、予約販売が開始された当初はどこで聞いても圧倒的にジェットブラックに予約が偏っていたようで、同時期に発売されるそれ以外のカラーには、ブラックを除いてほとんど予約がない状態だった。あなたがジェットブラックを購入しようと考えていた場合、購入後数日で「完売」「入荷待ち」という情報を聞きつけると、「早くから予約しておいて良かった…」と思っていただろう。これもバンドワゴン効果の一例である。13. フロー理論フロー理論とは、人がある1つの活動に没頭している状態で、その経験自体が楽しくなっている状態を指し、高い集中力、楽しさ、満足感、状況のコントロールや自尊感情の高まりを経験することで、その活動を遂行するためのより複雑な能力を身につけていくモチベーション理論のことをいう。何かに没頭するのはとてもいいことである。どんなことでも関心や興味をもって全力で取り組むことはその経験からあなたを成長させるための多くのスキル、マインドを形成することにつながる。14. 返報性の原理人は何かしらの恩恵を受けると、お返しをしなければならないという心理が働く。無神経で恩知らずの人は何も感じないかもしれないが、普通の人なら必ずそういう感情はあるものだ。食品コーナーにある試食品を試したあとに、その商品を買ってしまったという経験はないだろうか?例えどんなものであっても、食べ物はお金を支払わないと手に入れられないものである。「働かざる者食うべからず」と言うが、仕事をしていない人間は食べる資格がないという認識から、例え試食品であってもお金を払わずに食べると味が良い悪いにかかわらず、商品を買わなければいけないという心理に襲われる人も少なくない。15. 保有効果保有効果とは、自分が保有するものに価値を感じ、手放すことに抵抗を感じる心理のことである。○ヶ月試して効果がなければ、お預かりした代金を全額返金させていただきます。という案内を見たことがあるだろう。深夜の通販番組でもよく使われている。「気に入らんかったら返品できるし、代金も全額返ってくるから試してみよう・・・」と思って買った商品もあると思うが、実際に返品したことはあるだろうか?一度自分の手元に来てしまうと、人はなかなか返そうと思わないものである。「買ったものを使う機会がないとわかっているのになかなか捨てられない」という女性は多い。まとめ人は生活の中であらゆる心理に影響を受けている。・ 外食産業の看板にはなぜ赤色が多く使われているのか・ 世界中の信号機はなぜ赤・黄・青で統一されているのか・ 買い物は好きなのになぜ売り込まれるのは嫌いなのか・ 自分と共通点が見つかるとなぜ人は親近感を抱くのか確実に目には映っていることでも、それが生活の一部として当たり前のようになっている人にとっては、見ていても見えていなかったりする。潜在意識にすり込まれる情報が多くなればなるほど人は説得されやすくなるという統計が出ているので、心理学に関する知識は多少なりともあったほうがいいかもしれない。