今年から県外へ
その理由の一つとして、親が好きじゃなかった。
小さい頃から、何かを好きな気持ち、何かをしたい気持ち、好奇心のような、子供が抱くちょっと恥ずかしいような、くすぐったいような気持ちをずっと親に否定されたり、嘲笑されてきた。テレビで聴いた曲を好きになって歌ったりしたら何か言われ。
そうされないように、音楽嫌いなフリをしたり、あまり周りがもつようなことに興味を持たなかったり、親の顔色伺ったりしてきた。
でも、その反面、いろんなものが好きだった。音楽だったり、ドラマだったり、漫画だったり。
たまにバレたりすると、ニヤニヤしながらなにしてるの?って言ってきたり、いちいちバカにされてるって思うようなことをされてきた。
それがたまらなく嫌だった。何がダメなの?でもダメって言われたわけじゃない。
何がおかしいの?そもそもなんでこんなイライラするの?そんな今でもわからない苛立ちにとらわれて育った。
そして同い年の弟がいて、親がおれのからかっておれが嫌そうなのを面白がり、学校であったいろんなことを親にチクられてた。
そのせいで、高校までいぐるしい、ビクビクした毎日だった。
いつなに言われるかわからない。言われたら…とかに怯えて、毎日生きてたから、今の生活は苦しみが少ない。
仕事の苦しみと家での苦しみが重なってたら絶対やっていけなかったって思うくらいだけど、プライベートがあの頃と比べてすごく楽。
だけど、今でも気にしてる。現に地元帰ったら嫌なこと言われたし。
人にこの辛さわかってもらうのも難しい。何度か話したことがあるけど、わかってくれる人は少ない。
言われることに怯え、気にしすぎて集中できずに失敗し。今全然うまくいってない。書ききれないこともたくさん。
何が言いたいかって、親は子供が抱く気持ちを嘲笑したり、からかったりしたらダメだよ。子供生きていけないよ。
そんな汚い大人にならんでよ。小、中の子供がからかったりするのならまだわかるよ。でもそれと同じようにずっと見ていれる親がからかっちゃダメ。
この辛さがなかったら、ってどんなに思うことか。