ブルグミュラー【25の練習曲】第5番「無邪気」

 

 

引用元;YouTube『ひらめきピアノ』

 

「無邪気」という言葉を聞いて、

皆さんならどんなことが頭にひらめきましたか?

小さな子供?それとも可愛い子犬や子猫でしょうか?

無邪気というと不安や恐れを知らず

ただ好奇心のおもむくままに行動するようなさまがイメージできますよね🐣

 

この曲の冒頭から登場する16分音符♬の動きには

わかりやすい規則性がありません。

そう、まるで大人には予測不能な子供の行動のようです👶🏻笑

この16分音符の行き着く先までひといきでなめらかに弾けるよう

リズム変奏などでしっかり練習しましょう💡

 

10小節目からは右手がタンタタ♪♬のリズムにのって音楽が動きだします🎹

ここではまるでひとつのことに集中しているかのように

同じことをオクターブ上で繰り返していますね☝️

同じ音とリズムでできていますが、違いはなんでしょう?

 

1回目(10〜11小節)はPピアノで小さく、

2回目(12〜13小節)はクレッシェンドでだんだん大きくします。

1回目にはleggiero(レッジェーロ=軽く)とあるので軽さを意識して

8分音符♪のスタッカートは軽くつぶやくように弾きます。

2回目はスタッカートをはっきりと弾き、クレッシェンドをつけます。

スタッカートで1回目と2回目の違いを表現してみましょう💡

 

15小節目にも同じリズム(♪♬)が出てきますが今度は下降系ですね☝️

ここではdim(ディミヌエンド)となっていますが

音を小さくすることよりもスタッカートの軽さでdimを表現すると良いでしょう。

リズムを楽しみながらちょっぴりコミカルなイメージで弾くと

無邪気な感じを表現できるのではないでしょうか?

そして最後の2小節はしっかりクレッシェンドをかけて達成感たっぷりに終わります!

 

また1曲仕上がった達成感できっとあなたも無邪気な笑顔で弾き終えていることでしょう😁