退院してから4日になります。

新生児との生活は、思っていたよりも大変!

でも、これからもっともっと大変になるのかな。

ちょっと不安です。

でも、隣に眠る小さくて可愛い我が子。

小さすぎて守ってあげなくちゃ!という気持ちになります。



では、出産レポのラストです。



分娩台へ移動してからは、無我夢中で記憶が定かではありません。。



分娩台に上がって、まずは下着をとり、足にシートのようなものを被されました。

担当の医者の隣に研修医がいて、その研修医が点滴を準備している模様。

私は、点滴のために左手だけは陣痛中もなるべく動かさないようにこらえました。

陣痛中なのに研修医への配慮!えらすぎじゃない?(自分で言うな)
しかしいつまで経っても点滴の針が刺さらないようで研修医が「あれ?あれ?」なんて言ってる。
そのうちに陣痛の波が襲ってくる訳です。

私「いたたたー!痛いっーーーー!!!」
研修医「はっ、すみません」

って、アンタじゃないからーーーーむかっ

ようやく点滴が完了し、足元には助産師学生さん・助産師さん・担当医・研修医、左側には助産師さん、右側には二人目の助産師学生さん、と何人もの人に囲まれる私。

あれ?旦那がいないですね。
そうです。旦那は立ち会い拒否。
出産前に立ち会い希望かどうかを確認されるのですが、旦那に「どうする?」と聞いたところ「そういうのは・・・ちょっと・・・」とごにょごにょ。
「どうしてもって言うなら立ち会うけど」と!

何でこっちが頭を下げて立ち会ってくださいとお願いしなきゃいけないのでしょうかね。
二人の子供を産むのは私なんですが。
ま、期待していなかったし、別に立ち会って欲しいと思ってなかったんで立ち会いなしということになりました。

話を戻しまして。
分娩台で用意ができたかどうかというそんな時に助産師さんが「旦那さんがようやく到着したみたいですよ~音譜」と言ってきた。

「立ち会わないということですが、旦那さんとお話しますか?」と聞かれました。
助産師さんとしは出産前に旦那の顔を見て頑張ってということなのでしょうか。
私は痛みもすごいし旦那に会ってもそれどころじゃないしなんで「結構です」と断ったのですが。

「旦那さんがどうしても声をかけたいそうなので~!」ということで分娩室に旦那登場。
声をかけたいって・・・もう絶句ですよ。
「頑張って」とか自分の言いたいことだけ言って、でも出産の時は出て行くんですからね。
要するに自分の自己満足ですから。
そんな言葉いらねーよ!と内心思いながらも「うん、頑張る。じゃあね!」とお返事しました。
この「じゃあね!」には早くここから出て行ってくれ!という意味が込められています。

ようやく邪魔者がいなくなり。
ついに陣痛がきたらいきんでよい、産んでよい状態になりました!!
がしかし!
いきみ逃しの予習はしていたものの、その先を考えていなかった!!

いきむってどうやるのーーー叫び

いたたーーーー!
という陣痛が来ると、つい「ふぅーーーーーーっ」とかやってしまい、
分娩台の上でいきみ逃しをすること数回。
そのうちの陣痛が弱くなってきてしまった模様。

助産師さんに「自分のタイミングでいいから!あせらなくていいから!」と言われる。
そうか。ここでふんばって赤ちゃんを出さないことには産まれないんだ!と今更ながら思う私。

とりあえず次の陣痛が来たと同時に「フーーーーーンッ!」とふんばってみる。
何度かやるうちにいきむということが分かってきた。

本当は強い痛みが来た時にいきむらしい?が、とりあえず痛みの強さは気にせずに自分のタイミングが良い時にふんばる。
「もう少し」と言われるのにまだ産まれない。ふんばりが足りない?

最後、ありったけの力をこめて「フーーーーーーンッ!」とふんばったら無事に産まれたのでした。

自分の体の中から赤ちゃんが出てきて、本当に産んだんだと実感。
その後、胎盤が出てきた時に、お腹がスッキリ爽快になった。
妊娠してからずーっと感じてた圧迫感がなくなりスッキリ。
自分のお腹を見るともう膨らんでない!

いろいろあったけれど、出産は本当に感動。
味わったことのない感動でした。