気付けば6月。
6月は息子が初めて入院した月です。
一昨年の6月、頭痛や吐き気や咳が出て調子が悪かった息子。
前々から心臓の機能が低下ありましたが、ここに来てかなり進行してしまっていました。
入院中、心臓の負担を軽くするため呼吸器をつける練習が始まりました。息子の場合は呼吸自体に問題はなかったので、人工的に空気が入ってくる呼吸器に慣れるまで大変でした。
入院後しばらくして主治医から話があると私と主人が呼ばれました。
治療法は今の時点ではありません。
薬と呼吸器で心臓の負担を少なくしていくしかありません。我々も心臓がどのくらい持つかは分かりません。
入院して治療を続けるか、自宅で過ごす時間を大切にするか、それはご両親で決められてください。
これが主治医の診断でした。
息子の余命宣告をされたようで頭の中は真っ白になりました。
主人はその場で泣き崩れました。
私は涙は出ませんでした。
主治医が何を言ってるのか分からなかったです。
K先生は何を言ってるんだろう…
息子元気じゃん、呼吸器頑張って練習してるじゃん、息子がいなくなるわけないじゃん…
私は主治医に
家に帰って元気になったら学校とか行っても大丈夫なんですよね?
とトンチンカンなことを聞いていました。
きっとそこにいるみんなが
え??
という顔をしていたと思いますが、私はとにかく暗い雰囲気を打破したい一心でいたんだと思います。
昨年の入院前に息子が言っていました。
『あーあ、6月やだな〜』
私がなんでか聞くと
『だって、初めて入院したの6月じゃん。また具合悪くなりそうじゃん』
私はそんなことないよ、大丈夫だって
と伝えましたが、息子は何となく感じていたんですかね。
私は息子の成長が早すぎることが不安でならなかったです。早すぎる声変わり、急に伸びた身長や少し生えたヒゲ、落ち着きすぎる性格、なんだか生き急いでいるような気がしていました。
急変した前の日、私は息子の背中を思いきり抱きしめました。
その時の感触が今でも忘れられません。
大きくなったね…
息子にバレないようにこっそり泣きました。
あおくん、大好きだよ。
ずっと大好きだよ。
この時期はつらいです。