今日から3月ですね。
あと2ヶ月すれば息子の一周忌です。
あの日から気づけばもうすぐ1年経とうとしています。ずっと夢だか現実だか分からないふわふわした気持ちです。未だに息子がいないことにどう向き合っていけばいいのか分かりません。
去年長女の卒業式がありました。息子の体調があまり良くなかったので長女は『ムリに来なくて大丈夫』と言っていましたが、やはり長女の節目の日なので息子を旦那さんにお願いして参加することにしました。
やはりコロナ禍での卒業式なので例年とは違い簡素化されてなんとなく寂しい感じがしました。お世話になった先生方に挨拶もしたかったし、写真も撮ってあげたかったので(長女の学校は私の母校です。)初めは長女と一緒に帰宅するつもりでした。
ところが式が始まってすぐに旦那さんから息子の調子が悪いと連絡が来ました。
どんな感じか聞くと気持ち悪くて少し苦しいとのこと。
しばらく様子を見てもらい、式が終わったらすぐに帰るよう伝えました。長女には申し訳なかったけれど式どころではなくなってしまいました。その後、無事に式も終わり長女を見届けてから私はすぐに帰宅しました。
その頃には息子も落ち着き、YouTubeを見ていると連絡が来ました。
旦那さんは仕事をしながら息子の様子をちょくちょく見に来てくれていたのですが、息子は誰もいない時があったのが不安だったみたいです。旦那さんには午前中だけでも仕事を休んでもらうべきでした。
コロナ禍で収入が減り、しかも息子の通院でお店を休むことも増えていたので、少しでも仕事をしてもらいたかったのですが、その結果、息子にも長女にも不安を与えてしまいました。
結局長女は卒業式での写真がありません。
式のあとクラスでのホームルームが長引き、そのまま流れ解散になり先生と写真が撮れなかったみたいです。元々大人しい性格なので自分から声をかけることがなかなか出来ずに友達に連れられ学校から出てしまったと言っていました。その後友達と過ごしてから帰宅しましたが、写真は撮らなかったみたいです。なんだそれ?と思いましたがそれは長女の性格に問題があるのだと思います。
それでもやはり長女から卒業式の写真がないと言われる度に心が痛みます。
結局、しばらくして息子は入院しました。桜が咲きはじめた頃病院に行ったことを思い出します。
色々な意味で3月は辛い季節になりました。