2年生の夏休みが終わると、学校の階段の両側に手すりがついていた。とてもありがたいことだった。
ただ、手すりの太さや高さが少し学校のものと違うので違和感があったようだか、手すりがある、ないでは全然違った。
2年生の時は教室が二階だったので自力で階段を昇る事が出来た。この頃から登校する際は教室まで必ず付き添うようになった。
3年生になるときに学校と相談をして教室が三階になることに決まった。
理由は車椅子を使っいる子が新6年生にいること、息子の学年がこの先ずっと二階になると予想されるので他の子を考慮してとのこと、そして今の息子なら三階まで登れるだろうということだった。
そして3年生に進級した息子だったが、三階まで昇るということは息子にとって予想以上に負担だった。進級当初は自力で登っていた息子だったが、徐々に昇るのをいやがるようになり途中からは私がおんぶして昇るようになった。
息子をおんぶして三階まで昇るのは大変なことだった。毎日汗だくになりながら三階まで昇っていたのだか、そのうち私の腰が悲鳴をあげるようになり主人にお願いすることになった。
三階になってよかったこと。
図書室が同じフロアになった。
息子は図書室で図鑑を見るのが好きだったので図書室に行きやすくなったとよろこんだ。
三階になって大変だったこと。
校庭への移動が大変になった。
息子は階段を降りることは自力で出来るので外へ行くのは苦ではなかったようだ。ただ、その後三階まで昇ることを考えると外へ行くのが面倒になってしまったようで、25分休みや、お昼休みなどは教室で過ごすことが増えていった。
担任も外へ行くことが多く、息子は1人でいることが多かったようだ。
私はそんな息子が不憫で仕方がなかった。
担任に、『わがままだとわかっているが、息子が1人でいたら時々気に掛けて欲しい。』とお願いした
担任はすぐに校長らに相談してくれたようで、スクールアシストの方が来てくれることになった。(経緯はよく分からないが…)
移動の時や外に出る際、授業中など息子のクラスに入り、息子だけではなくクラスの子達についてくれた。
スクールアシストの先生がついてからしばらくたったある日、息子が『あの先生やだ』と言った。