二年生になって班編成の関係で通学班が変わった。その班には息子のことを遅いからと毎日のようにからかう子がいると娘から聞いた。そして先に行ってしまうので息子と娘の二人で登校していたようなので私は朝付き添うことにした。
息子がゆっくり歩くので学校に着くのが遅くなるのがいやなようだったので、息子以外の子達に先に行くように伝えた。
私がいるからなのか、チラチラこちらを気にしている。
歩きながら息子は遅いと押されて転んだことや、文句を言われると私に話した。
そっか、つらかったね。毎日えらかったね。と息子に伝えながら私はその子たちに怒りを覚えた。
それから私は息子が筋ジストロフィーと分かるまで登下校の付き添いを続けた。

息子の同級生たちは私の顔を覚えてくれ、『○○君のママ〜』と声を掛けてくれるようになった。『何でいつも来てるの?』や『○○君は何で走るの遅いの?』とストレートに質問してくる。『よく転んじゃうから心配なんだ〜』など適当な理由をつけてやり過ごしていた。

まさか病気だったからなんて、その時は考えもしなかった。