ステロイドの服用が始まってから、私の不安は的中した。
それは体重増加…。一年間で10キロ近く増えてしまった。
もちろん食事にも注意を払っていたつもりではあった。調理油を変えてみたり、おやつの量を少なくしたり、調理師の友人にアドバイスをもらったり…。もっときちんとやっている方からはお叱りを受けるかもしれないが私なりに気をつけていた。
もちろん成長とともに身長が伸びるので、その分は仕方がないことだと思う。そして今四年生。これから成長期を迎えれば食欲だって増加するだろう。
男の子だからね〜とたくさん食べるのは当たり前のことだと思っていた。たくさん食べて運動して体が大きくなる…
息子はそれが出来ない。
ただでさえ、我慢していることがたくさんあるのに食べることすら制限しなければならないんだろうか…
毎月の通院での体重計測が憂鬱でしかなかった。
病院で栄養指導を受けるよう勧められた。
どれだけ厳しく注意をされるのかと思っていたが、気が抜けるほど簡単な指導だった。
☆ダイエット的な食事制限はしなくていい
☆嫌いなものをムリに食べさせなくていい
☆毎日簡単な運動をさせる、疲れるほどはいけない
☆おやつは少なめにする
これだけ?
こういうメニューがいいですよ、とか、こういうものを多く摂取しましょうとか、こうしましょう、を想像していたがそうではなかった。
あとは自分でやれってことなのかな、と私は思った。
ただ感じのいいおじいさん先生だったので話を聞くのは苦痛ではなかった。
その後、何度か指導を受けたが、内容は毎回ほぼ一緒だった。
栄養指導の成果が現れないまま、担当が変わった。今回は若い女の先生だった。おじいさん先生は退職されたと聞いた。
やはり同じような指導内容だったが、おじいさん先生と違い、話をしているとこちらがイラつくものの言い方をする。
食べさせすぎと言いたげな口調で、『食べる時はカロリーを確認して、おやつは200キロカロリーまでにしてください』
体重が増えすぎると心臓に負担がかかりあまりよくない。だから体重があまり増えないようにしたい。その思いで指導を受けて来たのに…
そんな指導ならもう受けなくていいや…
私はそう思った。