〜同じ空眺めて〜

〜同じ空眺めて〜

青年海外協力隊の柔道隊員として、南部アフリカのボツワナ共和国、首都ハボロネにあるボツワナ柔道連盟に所属して、子供から大人まで幅広い年齢の方々に柔道を教えています。このブログを通じて、日本では馴染みの少ないボツワナを皆さんに紹介していきたいと思います。

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今日は、明日の大会当日に向けての準備で大忙し。



畳運び、会場設営、そして深夜3時まで及ぶ対戦表、タイムデーブル作りと....裏方の大変さを実感した一日でした。









準備も大詰めになり、細かい部分で杉ちゃんには、かなり助けられています。



例えば、畳を何枚運ぶとか、どこにタイマーを置くとか、本当にこの大会に合わせて来てくれて良かったです。



大会事務局化したJICA事務所



卓球場が道場へ





畳さえあれば試合はできるので、一安心した夕暮れ後
今日は、審判講習会。



杉並先生が中心になって、新ルールの説明、注意点、重要事項等々を2時間に渡って解説しました。

土曜日の大会は、実技試験も含まれているので、みんな割と真剣に興味を持って、受講してくれました。

ボツワナでは、審判の数も不足しており、これをきっかけに審判の数も増えて行く事を期待しています。



そういえば、この前の練習で耳が少し潰れた杉並先生。
選手達と良い汗流してくれています。

選手が激しい練習をしいる証拠?
少し嬉しくなりました。
選手達は
、耳が潰れたくてしょうがないみたいです。
生徒が練習前にガラスで手首を切って、大量に出血。

近くにいた先生と手袋をしてすぐに止血、車に運んで国立病院まで行きました。

彼女の家庭的な事情もあり、学校の先生と深夜の1時まで国立病院の緊急治療待ち合い病等にいました。

そこには、待てど暮せど順番が来ないで待たされる患者達。

大量の冷や汗をかいて、今にも力つきそうな人々が大勢いました。

ここアフリカでは医療施設、医師の数が十分でない為、尊い命を落とす人々がたくさんいると言うのを実感した一日でした。

ちなみに、ボツワナでは医療費教育費が無償のため、他のアフリカ諸国に比べれば格段に良いのだろうと思います。