◯ヘナとは、、、。

【科名】ミソハギ科 
【英名】 Henna
【学名】 Lawsonia inermis、
【和名】 指甲花、エジプトイボタノキ
【インド名】Mehendi
【目】フトモモ目
【原産】北アフリカ、西南アジア、オーストラリア北部などの熱帯乾燥地域。

◯ヘナの効果と歴史

ヘナは、5000年以上前から
北アフリカやアジアで様々な用途に使われ、
世界三大伝統医学のアーユルヴェーダや
ユナニ医学では「自然がもたらす万能薬」として
抗炎症剤として皮膚炎、切り傷、
火傷、水虫、打撲症などに塗って治していたと
記録がある古い薬草ハーブ です。

白やピンクかがった小さな花は、
キンモクセイやジャスミンなどに似た
甘くて濃厚な香りを放つことから
香水としても使われ、
ヒンドゥー教の美と幸運の女神ラクシュミーが
こよなく愛したとされる神聖なハーブです。
日本名では吉祥天を表します。
※吉祥とは繁栄・幸運を意味し幸福・美・富を顕す神とされ、美女の代名詞とされる。

かのクレオパトラも葉を使って髪や爪などを綺麗にするために使用していたとも言われています。

余談ですが、
※インドの薬学者B・チャンダヌビーケー氏は、1990年の研究論文報告によって、
伝統的な治療法は正しかったと証明しました。
それは、ヘナの中に含まれる成分の一つ、
ローソニアが肝臓の毒素を
取り除くのに有効であること。

ナフトキノンが重要な薬理活性を有するとして、抗ウィルス•抗真菌•抗炎症•解熱などの
作用があると判ったからです。
これを機に世界中にヘナに関する情報が拡散され「自然に存在する染色効果を持つ薬草」と
一役有名になりヘナブームが日本でも起こりました。