田舎のポルシェ屋

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田舎のポルシェ販売員ブログ

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皆様、こんにちは!!


ダイエットと一緒ですワガーン


今日から、明日こそと思いつつ、更新せずに早や一か月↓↓


完全月一ブログになっております(´-┃


なんとか週一くらいは更新できるようがんばりたいと思います。




それでは1994年モデルの928GTSにまつわる思い出話をさせていただきます。


1994年の5月か6月の穏やかなその日、目黒駅に当時の彼女と降り立った僕達は、そそくさとタクシーに乗り、最初の目的地であるM自動車本社に向かいました。


いつもはスーツスタイルで訪問していますが、今回は完全なプライベートなので私服です。

ビジネスで幾度となく訪れているオフィスなので、躊躇いもせず彼女を連れ、受付にて代理店課のT課長を呼び出しました。


ポルシェのセールスマンになって以降、公私共にお付き合いさせていただく事になったこのT課長との出会いは僕の人生にとてつもなく大きな影響を与えてくれました。(きっとまたブログに登場します。)


「よく来たな~」と満面の笑みで僕たちを迎え入れると、「ちょっと待ってろよ」と言いオフィスの外へと出て行きました。


10分程経ち戻り、促されて一緒にオフィスから出た僕達の前には、ドロドロとV8の鼓動を伝える色鮮やか

なバイオレットブルーの928GTSが待っていました。


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「 ガソリン満タンにしてきたぞ~、気を付けてな~」とT課長アップ


そうです、デートの為に928GTSを借りに来ちゃいましたあんぱんまん


もちろん他のM自動車の方々は、当然デモに使うのだと思ってらっしゃいますきゃー

なので、なんでオンナも一緒に来てるんだ?という空気です。



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若かった僕達はそんなの気にもせずそれでは出発です。

首都高横羽線から、横浜横須賀道路経由で三崎港を目指します。


911と違い室内が広いので快適です。

ポルシェでお出かけ楽しいなミッキー・ミニー


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そんな気分を一瞬にして凍りつかせる悲劇が起こりました。


料金所ゲートでホイールを削っちまった・・・・



CUPデザインホイールはリムよりもスポークが出張っていて当て易いのです悔し泣き


でも、やっちまった事はしょうがないので返却時にちゃんと謝りますテヘw



このへんで軽くインプレッションしておきます。

928のデビューは1977年と古いが、ヴァイザッハアクスル(後の4WSの先駆的機構)等の先進技術も備えております。

ここに出てくる928GTSは最終進化版で5.4Lの350馬力エンジンを搭載しておりました。

他の特徴としては、メーターパネルと連動したステアリングのチルト機構、前後重量配分の最適化を図る為にトランスアクスルを採用している事などです。


基本、大排気量、大トルクのエンジンを搭載していますし、足もソフトなセッティッグなのでクルーザー的な乗り方が一番似合います。

燃費は非常に悪く3km台でした。


928シリーズはS2、S4、GTS、GTのMTと乗る機会がありましたが、あまり好印象も持てず、それが販売実績に繋がったのか一台も売らずに終わっています・・・



さて、今回の目的地、三崎港のまぐろ料理専門店、割烹旅館立花さんに到着ですやった


歴史を感じるお部屋でくつろぎ、お風呂に入り、お待ちかねの夕食ですナイフ&フォーク


まぐろづくしのコースに追加オーダーのまぐろのネギマ鍋、大トロなどに舌鼓を打ち、大変満足な晩ごはんでした。

その後も数回お泊りでお世話になっておりますが、夕食が美味しいのはもちろんですが、朝ご飯も最高ですよゴハン

おかずの一品にネギトロがありまして、ご飯3杯くらい食べられちゃいます顔


お薦めはお泊りですが、お食事だけの利用も可能なので、是非みなさん行ってみて下さい。





一泊2日の旅を終えた僕達の最後の仕事が残っています。


目黒に着いて、「ごめんなさい」土下座


許してもらって終了ですごめん