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何度同じことを書いても、理解力がない人ばかりでとても驚きます。


自分が良ければそれでいい。


スピリチュアルに心を奪われ、自己中心的にしか考えられず人間の心を忘れてしまった。


そんな人たちばかりなのでしょうかね。


スピリチュアルは幽霊の世界。


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前回のお話。





それはまるで日本神話や古事記の世界。


彼のお祓いでその存在を現し、もくじきびとさんにより抹殺抹消された幽霊たち。


それは想像すら出来ないほど遠い昔の時代に、歴史上から消されその名を残せなかった、かつては人間だった者たち。


日本神話に名を連ね歴史のある神社や伝説のある場所など、今現在も観光地として多くの人が訪れる場所に関係した者たち。


長い時を経て、この現代で彼を見つけ憑依した者たちでした。





更にお祓いは続きます。




「稲田姫命。」



もくじきびとさんが一言発しただけで、彼の目はもくじきびとさんを睨みつけたまま、その手は瞬時に何かの形を作りました。


それは、映画やテレビの中で見たことのあるようなないような動き。


なんの知識もない私でも、思わず「あっ!」と思いました。



術を構えようとしてる!



そう私が思ったと同時に、もくじきびとさんが続けて言われました。





「稲田姫命。その辺りにいるやつ。」


「手が最初から戦闘態勢になってるねぇ。」



彼を見つめながら、幽霊を見透かしたかのように不敵の笑みにも見える余裕の表情のもくじきびとさん。




「もくじきびとのことが憎いやつ。」



「元神。」



「一度は神になろうとした者。」





え?神?元は神様だったってこと!?


神様だったのになんで!?



もくじきびとさんの言葉にただただ驚く私。


同じ体勢でピクリともせず、もくじきびとさんを鋭く睨み続ける彼。


もくじきびとさんは更に続けて言われます。


「右、左、真ん中、足にいるやつ。右手、左手、両肩、肘、全てにいるやつ。足全てにいるやつ。」


もくじきびとさんが言い始めた途端、彼の手が激しく動き出す。


指先までゾワゾワと激しく、その動きはまるで蛇のようで気持ち悪い!


私がそう思った瞬間、ビタリとその動きを止めた彼。


その時の彼の姿は、私の目から見ても、明らかに構えの体勢で、もくじきびとさんを仕留めようとその隙を狙ってる!


そうとしか見えませんでした。


彼なのに彼ではない!



その時もくじきびとさんの声がしました。



「もくじきびとが前の世だった時から憎い。」



「○○(地名)に国が出来た時に会ってるよなぁ!」




無言で激しく睨み合うもくじきびとさんと彼。


その時間は、わずか数秒かもしれない。


無音の張り詰めた空間に、まるで見えない火花がバチバチと音を立て聞こえるようでした。


一瞬の隙を狙い合うかのように。




そして、2人が同時に動いた!



そう思った瞬間、2人は全く同じ体勢になっていました。


まるでもくじきびとさんが2人いるかのように。


お互いを射程距離に捉え、その一瞬を狙い合う2人!





息を呑んで瞬きすら出来ず見ているだけの私。









「抹殺抹消です!」




私の目からは、鏡を見るようにただ同じポーズで睨み合っていただけの2人。



どのタイミングがどうとかは私には分かりません。



でも、もくじきびとさんには全て見えておられたのです。






こうして自宅でのお祓い初日は終わりを迎えたのでした。