お久しぶりの更新です。

もくじきびとさんに辿り着き、最後のお祓いが終わったその日から、私たちは新たなスタートを切りました。

正確にはお祓いを最後まできちんと受けることができ、そして無事終了したことで、やっと本当の自分の人生を生きる、そのための立つべきスタートラインが「見えて来た」ということです。


お祓いが終わった時は、そのスタートラインにすら程遠く、位置に着くことすら出来ていなかったであろう私たち。


「お祓い後こそが本当の始まり。」


「霊媒体質の人はそれだけでマイナスからのスタート。」


「がんばり続けること。」


「がんばり続けていると不思議と助けられる。だが慢心すると、その途端足元から梯子を外される。」



あの当時はもくじきびとさんからのその言葉の意味が、解るようで分かりませんでした。


今振り返ると、その意味が身に沁みて理解できます。


お祓い後の私たちは、砂を噛みしめるように苦しく厳しい現実と局面が何度もありました。

ですが後になって「助けられたんだ。」と気が付いたことは一度や二度ではありません。


あの最後のお祓いの日から約5年。


もくじきびとさんのお祓いがなければ、きっと今の私たちはいません。


あれからやっとほんの少しだけですが、小さい一歩二歩位は前に進めたような、おこがましくもそんな気がする今の私たちです。


これからも慢心することなく、コツコツとがんばり続けます。



前回のお話し。





彼のお祓いはひとまず終わり、ホッと胸を撫で下ろしたと思った瞬間、次は私の番と言われたもくじきびとさんのその声に、一瞬ギクリとどこか身構えた気がする私がいました。


彼と交代し位置に立つ私。


ここまでで既に長時間、私たちと違いもくじきびとさん自身はほぼ休憩無しの状態。



顔を上げて視線を移す私にもくじきびとさんの姿が見える。

その瞳を見つめる。

気が付けば瞬きも忘れるくらい、只々ひたすらにもくじきびとさんを見つめていました。


実際は時間にしてわずか数十秒かもしれません。

ですが私には、それがとても長い長い時間に感じられました。


やがて、真っ直ぐに私を見つめながらもくじきびとさんは一言言われました。



「狐。」 



キツネ?狐って?

思わず心の中で呟く私。



「子供の時。」



「白狐だな。」



白ギツネ?

白狐って何?

お稲荷さん?

白狐が私に憑いてたの?

子供の時から?

なんで?


ぐるぐるとそんなことを思いながら、子供の時からという言葉に私は混乱していました。



そんな私を見つめながら、もくじきびとさんは天に帰りたいか否かを問われました。



「天に帰りたくば上を向いて息を吐け。」



その言葉に、天を仰ぎそっと私は息を吐きました。


白狐を天に見送ったと思ったその時、突然私の背後にある押し入れの襖が誰も触ってないのにガタガタと音を立て揺れたのです!


びっくりする私たち。



「おぉ、襖が揺れてるねぇ。」


襖の方に目をやった後、私たちの方を見て不敵とも言えるニコリとした笑顔で言われるもくじきびとさん。



「さてと。」


もくじきびとさんはそう言って、再び私の目を見つめられました。


やがて私の視界の中のもくじきびとさんの姿が、たくさんの白い光の向こうにあるような、眩しくて遠ざかるような近いような、そんなおかしな感覚になり始めたその時、もくじきびとさんが言われました。 



「化物。」



え?バケモノって?

もくじきびとさんの目を見つめながら心の中で私が呟く。


「最後の1人。」


「白い化物。」



もくじきびとさんがそう言われた途端、私の身体は何故か突然前後に揺れ始めたのです。

そこに私の意思はありません。

止めたくても止まらない!


私を見つめながら、静かに構えるもくじきびとさん。

すると私の体はまるで抵抗して挑みかかるかのようにより一層激しく反応し、前に後ろに倒れそうな勢い!

止まらない!


どんなに前のめりになっても首から上だけは、ロックがかかったように不自然な体勢でも上を向く。


首が折れる!痛い!もう限界!


思わず「う~ん」と唸り声を漏らしながら前に倒れ込んだその時。



「抹殺抹消です。」








体の自由が戻り、ホッとしたところでもくじきびとさんから今後の注意事項のお話しがありました。


一週間から一ヶ月後位にスピリチュアル歴のレポートに何故か忘れて書かれなかったことを「そういえばあれもあったのに書くの忘れてた」と、ふと思い出すことがある。

その時は注意すること。

思い出した残党レベルが満を持して現れることがある。


残党はもくじきびとさんの最新の姿を知りたい。

今回のお祓いで自分よりも力の弱い幽霊を使い捨ての踏み台として利用し戦わせ、自分の手は汚さず安全な所から自分がお祓いに挑む時のためにその様子を観察するずる賢い者。

倒すためなら、そのために幾重にも罠を仕掛け、自分は見えない所に隠れ弱い者を操る。

思い出させないようにするのも、存在に気が付かせないため。


最大の勘違いは自分こそが最強だと思い込み、傲慢に勝ち誇ったつもりになっていること。




余談ですがここまで書いていて、ふと思いました。

そういえばあのサイトの人たちも、この残党の幽霊とそっくりだなと。


顔も見えないネットの中で匿名という鎧をまとい、自分は安全な場所から気に入らない相手を晒し者にして執拗に攻撃する。

してやったり!と貶めて勝ち誇ったつもりになって満足したいだけの身勝手な欲を満たすためなら、嘘や嫌がらせ、下劣な揶揄の言葉を平気で書き込む。

全く卑怯で卑劣で下品で恥知らずな人たちです。

この人たちはもしも自分が同じことをされたとしたら、いったい何を思うのでしょうか。


それとも遠の昔に人の心を忘れ、失ってしまったのでしょうか。



私のお祓いはまだ続きます。