昨日、病院から電話があり話があるとのことで母を病院まで送ったんですけど、よくあることだったのでいつものように送って迎えに行ったんですよね。
話の内容は突然の余命宣告でした。
もっても1ヶ月、元気そうだとしても突然どうなるかわからない状態で、覚悟をしておいて欲しい、と。
父には伝えない決断をしました。
家に着いて、母から話を聞いても実感が湧かなくて…
くぅも側にいたので取り乱しちゃいけないと、ただただ涙が流れました。
くぅはずっと涙を舐めてくれてましたが。
話は少し飛びますが、最近彼と婚約したんです。
付き合う前から私が病気のことも知っており、「絶対に治す!」と、私にも両親にも話してくれて、もともと結婚を前提にお付き合いし始めました。
もちろんケンカもありましたが、その都度よく話し合い、乗り越えてきて、病気の面でも本当に支えてくれていて…
くぅの1歳の誕生日3/10に入籍しようと思ってました。
いつかくぅが虹の橋を渡ってしまっても、一生忘れない日であるように、と。
そもそも、くぅがいてくれたからこその結婚だとも思うので。
でね、昨日母から話を聞いて少し入籍日を早めることにしたんですよ。
ひな祭りの今日にしようかとも迷ったんですが、7日が大安なのでその日にし、今日父に話しに行き、婚姻届の証人の欄には父に記入してもらおうと思いました。だから絶対元気でいてくれ、と。
そして早くみんなで暮らし、孫を抱いてくれ、と。
自分なりに父にできること、そして告げられた余命なんて覆してやる勢いで。
泣かないように深呼吸しながら病室に入り、彼が話し始めたら、父が先に泣いちゃいました。
「ずっとそれだけが気がかりだった。
本当に良かった。
ありがとう。」
父にはずーっと、私の病気のことなども含め、心配をかけていました。
「も~お父さんが泣くからもらい泣きしちゃった~」なんて私も父のせいにし、涙が出てしまいました。
3人で一緒に撮った写真は、お父さんはとびきりの笑顔でした。
天使のような笑顔
先生の許可がでたら、病院の扉越しでも、じーじに会いに行こうね