五箇山を代表する二つの民謡を書いてみます



筑子(こきりこ)節


  ささらと言う108枚の木片で作った楽器を

  持って踊るものです。


  ささらのこの108枚は人間の煩悩を

  表しているものと聞てます。


  またこの民謡は麦屋節と共に

  無形文化財に指定されてます。

 


  歌詞を書いてみます



                   筑子節

           


          筑子の竹は七寸五分じゃ

          長いは袖のカナカイじゃ


          踊りたか踊れ泣く子をいくせ

          ササラは窓の許にある


          向いの山に啼く鵯は

          啼いては下がり啼いては上がり


          朝草刈りの目をばさます

          朝草刈りの目をさます


          想いと恋と笹舟に乗せりゃ

          想いは沈む恋は浮く


          月見て歌ふ放下のコキリコ

          竹の夜声の澄みわたる


   窓のさんさもデデレコデン

   はれのさンさもデデレコデン

   

   歌の前にこのはやしがはいります



歌詞はちょっと違うのもあるみたいですし

もっと長いのもあるみたいですが

普段歌われてるのがこれかなと

自分では解釈しています。


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        こきりこ祭りの写真をのせました。