「おかあさんが、仕事していなければ、ずっとみいちゃんのところに行って、しょうちゃんの面倒も見てあげたいし、手伝ってあげたいのに・・・」
日曜日の夜。 便意が強く身体が疲れてしまい、寝ている私の隣で母が言った。
「痩せたね。 ちゃんと食べている? おかあさん・・・かわってあげられるものなら、この老体でいいならかわってあげたいのよ・・・。おかあさん、あんたから連絡がないと、どうしているのか胸がドキドキしてしまって。元気にやっているのかな。。。無理していないのかな・・・っていつも思ってて。 この間はお守り代わりに安定剤もらってきたのよ。」
「・・・・・・変らないほうが、いいよ。 モンのすごく大変よ(笑) こうなってしまったものは仕方ないからね。 ゴメンネ、心配かけて・・・ほんと、ゴメン」
56歳の母。 父とは離婚してその後亡くなっているし、妹は来月フランスにいってしまう。この広い実家で母は一人で過ごすことになる。
本来なら、私のほうが母になにかしてあげたいのにね・・・。
母は仕事を辞めてまで私としょうちゃんの面倒を見ようと思っていると言った。
母にこんなに心配かけて・・・申し訳ない気持ちと母の優しさにバレないように涙したよ。
よしくんが月曜から仕事だから、群馬に帰るつもりだったけど、心配した母が、明日は母が休みだからみいちゃんは泊まっていきなさいと言ってくれた。
よしくんも、私の身体をとても心配してくれた。 この日は一人で群馬に帰っていったよ。
みんな、私のことを想ってくれている。 よし、やってやろうと思う気持ちとは裏腹に言うことを聞かない腸と肛門。
まだ術後一年。 この身体とも気長に付き合っていかないとね。 そして、できるだけ、離れた母には心配をかけずに過ごせていけますように・・・。 神様、お願いします・・・。
調子の良かった夕方は、実家の裏の遊歩道でお散歩。 河原まで歩いたよ。
河原からみる夕焼けがとても綺麗でね、しょうちゃんとても喜んでいたよ。
昨日は、ゆったり実家ですごして、昼寝もして、夜群馬に母と帰ってきました。
よしくんは名古屋まで出張になり、会社から帰ってきてすぐ出かけていったよ
母は、母が帰る寸前まで私のことを心配してくれていた。
・・・本当に、心配かけてごめんね。 送ってくれてありがとう、埼玉までトンボ帰りになってしまってごめんね。 できる範囲で私はここでやってみるから・・・。仕事をやめるなんていわないでね。 ご飯はきちんと食べるから、心配しないでね。
母に伝えたいことは沢山あって・・・。 最後に言えることは
いつもありがとう。
母が帰ったあと、昨夜はしょうちゃんと二人きり。
しょうちゃんの寝顔を見ながらなんだか涙がどんどんでてきてしまって。
でも、泣いたらすっきりした(^-^)
あなたの娘に産まれて本当に良かった。 私は、本当に幸せです。