石破政権発足直後の解散で10月27日に衆議院選挙が行われる事になっていますが、
もしかしたら自民党が勝てないのではないかと思っております。
政権発足直後の解散で支持率が高いうちに選挙をやろうと言う事になったのだと思うのですが
政権発足直後の内閣支持率は各社50.4%、46%、50.7%等、軒並み50%前後でした。
政権発足直後の支持率として60〜80%を期待したいところ、非常に低い数値になりました。
なぜこんなにも支持率が低いのかと言うと、これは私の考えですが
・裏金議員への追及を止め、公認する流れになった
・言う事がころころ変わる
この2点が大きく影響していると思います。
裏金議員への追及は私も期待していた事でしたので、これやらないんだったら
石破じゃなく他の候補でもよかった、となってしまいます。
言う事が変わるのは政治家ですのでよくある事ですが、
自民党総裁戦で独自色を出していたのに、単なるそこらへんの政治家と一緒!になっちゃった。
残念!
恐らく、総裁戦で支持を得るために多くの約束をしたのでしょう。
岸田政権を継承する → 岸田派の支持を得る
早期解散する → 選挙に弱い候補者からの得票
裏金議員への配慮 → 安倍派議員からの得票
他にも大臣等ポストの約束等いろいろやっていたのでしょう。
それで今のようなグダグダの政権になってしまい、
はっきり言って、岸田政権の表紙を変えただけ!になっているように思います。
岸田政権では選挙に勝てないから、新しい総裁の元で選挙をやろう、ということだったのに
岸田政権で選挙するのと大きく変わらない状況になってきています。
ここで整理しておくと、
衆議院の定員は480
現有勢力は
自民 258
立憲 99
維新 45
公明 32
共産 10
国民 7
有志 4
無 7
となっていて、自民・公明の与党は290です。
数字上は、自民・公明で240を越えれば政権を維持できますが、
自民党の勝敗ラインは単独過半数の240でしょう。
前回は安倍元総理の弔い合戦の様相で勝利しました。
その前回勝利の反動、裏金議員の逆風がありますので、
私は単独過半数の240を確保するのは難しいのではないかと思っております。
これから選挙情勢は少しずつ変わっていくでしょうが、
自民は20〜30程議席を減らして238〜228になるのではないか。
選挙が終わってみると
裏金議員を公認して選挙に負けて、支持率低下!
来年夏の参議院選挙では戦えないと判断して、石破下ろし!
結果、石破政権は次の参議院選挙前まで約8ヶ月の短命政権になるのではないか。
もうすでに次の総裁レースが始まっているのかもしれません。