皆さんこんばんわ、網倉雷夢です(^∇^)
えー、何ヶ月ぶりでしょうか・・・。(^▽^;)
こんな中途半端な形で放置してしまい申し訳ございませんでした^^;
まあ、見てくれている方は居るかわかりませんが・・・。
一応キリがつくまで続けさせてもらいますww
あ、後ですね。ブログの文字の大きさを少し・・・、いえかなり大きくしてみました。
もし読みにくかったら教えて頂けるととても助かります。(★uдu)ゞ
では、あいさつはこれぐらいにして・・・まいりましょう。
【恋する者達♡】(第十四話目)
萌
「○○高校から来ました、山口萌です。よろしくねっ♪」
男子
「おい、結構可愛くね?❤」「いけてるっ。俺好み~っ。」
梓
「(なんだかこの感じ、二度目のような気がするわ・・・。)」
キーンコーンカーンコーン♪
山崎(先生)
「じゃ、山口はあそこに座れ。よーし、HR終わるぞーっ。」ガラッ・・・
萌
「梓~!!やっほ~ぃ!」
梓
「やっほー・・・じゃないわよ。どうして転校なんてしてきたのよ。」
萌
「うんとー、何かお父さんの仕事の都合でね。少しだけ引っ越すことになったんだ。」
梓
「だけど、せっかく出来た彼氏と離れ離れになっちゃってよかったの?」
萌
「そうなの・・・。もちろん彼氏と一緒の高校がよかったんだけど、どうしても遠くなっちゃうんだよね。こっちの方が断然近いしっ!でも、引っ越したからって彼氏にもう会えないわけじゃないくて、彼氏も遠くからあの高校に通ってたらしいからこっちからでもそんなに遠くないんだよね。だから、こっちに転校してきたんだよっ。」
梓
「へえ。じゃあ、今日は学校案内するわ。」
萌
「ありがと~っ!」
――――放課後
萌
「ねえ梓~。今日はまだ無理だけど、明日か明後日にうち来ない?お菓子たくさん用意しておくしっ!もちろん、皆でねっ。」
楓
「え、俺たちも行っていいの?」
萌
「もちろんっ!」
博樹
「やりーっ!お菓子大好きだぜっ!」
梓
「じゃあ、明後日皆でお邪魔しようかしら。でも萌、引っ越したばかりで色々磯がいいんじゃないの?」
萌
「大丈夫!こう見えても私、お掃除大好きだし簡単に片付けちゃうからっ!」
梓
「そう。ならいいんだけど。」
萌
「じゃ決まりね。そうと決まれば急いで帰って片付け始めなきゃっ!!じゃあ、また明日~っ!」
梓
「え、ええ。・・・ホントに慌しい子なんだから・・・。」
楓・博樹
「「くすくす。」」
梓
「じゃあ、私達も帰ろうか。今日は特に用事とかないし。連はいつもの場所かしら。」
楓
「あ、連?屋上にいると思うけど、今日は先に帰ってていいって言ってたから帰ろうよ。」
博樹
「どうせ、一眠りしてから帰るんだろ。家で寝ればいいものを・・・。」
梓
「そう、じゃあ帰ろうかな。」
――――次の日(昼)
絵里
「梓ちゃん、お昼ご一緒させてもらってもいいですか?」
梓
「ええ、いいわよ。あ、この子も一緒でいいかしら。」
萌
「初めましてっ!萌です、よろしくね。」
絵里
「初めまして。絵里といいます。全然構いません、是非ご一緒に。」
梓
「そう、じゃあ行きましょ。」
萌
「ん?どこ行くの?ここ(教室)で食べるんじゃないの?」
楓
「俺たち、昼はあそこで食べるんだよっ。」
博樹
「まあ、あいつがいるから向かえがてらそこで食うんだけどな。」
萌
「あそこ・・・?あいつ?んん??」
梓
「まあ、行けば分かるわよ。」
ガチャッ(屋上)
梓
「いたいた。連、来たわよ。・・・また寝てるの?」
萌
「あれ、連さん。何でこんなところに?・・・っというかまたって?」
絵里
「連さんは、ほぼいつもここで寝ていらっしゃるんですよ。」
連
「・・・別に寝てねえけど・・・。」
絵里
「はっ!ご、ごめんなさいっっ。」
連
「いや・・・、別にいいけど。」
梓
「ま、誤解されても仕方ないわね。私なんてここに来たときあなたが寝てる姿しか見たことないわ。」
連
「んなことねえだろ・・・。」
楓
「もうっ、そんなことどうでもいいじゃんっ!早くご飯食べようよっ。」
博樹
「そうだよそうだよ、腹減った・・・。」
梓
「そうね、じゃあいただきましょ。」
いただきますっ
萌
「もぐもぐ・・・。でもさ、ほぼいつも寝てるって授業は出ないの?」
連
「・・・だから・・・寝てねえっつーの・・・。」
絵里
「連さんは、学年トップの成績の持ち主で毎回のテストの結果が一位なんですよ。」
萌
「えええっっ!!それってかなり凄いんじゃないの?!」
楓
「でも梓が転校して来てから連も一位じゃなくなっちゃったね。」
連
「・・・興味ない。」
萌
「・・・なんで?」
楓・博樹
「(天然かな・・・?)」
絵里
「梓ちゃんが来てからは、連さんを抜かして梓ちゃんがずっと一位をキープしてるんですよ。でも、二人ともホントに少しの差でほとんど並ぶぐらいなんですよ。」
萌
「えええっっ!梓ってそんなに頭よかったの?!」
楓・博樹
「(え・・・、そっち?)」
梓
「・・・何よ。」
萌
「・・・いや、私超頭いい人にバカって言ってたんだなって思って・・・。」
楓
「・・・。と、とりあえずさっ。ご飯食べない・・・?」
博樹
「そうだよっ。もうすぐ昼休み終わっちまう。」
梓
「そうね。」
いただきます。
――――家(夜)
梓
「明後日萌の家に行くならお菓子作っていかないと・・・。・・・材料あったかしら・・・。」ゴソゴソ・・・
楓
「ん?何してんの梓。」
梓
「あら、楓。どうしたの?」
楓
「いや、何か美味しそうなにおいがしたから何かな~って思って。」
梓
「ああ、これね。明後日萌の家に行くじゃない?手ぶらっていうのもなんだし皆で食べられるお菓子でもって思って、今作ってたのよ。」
楓
「そっか~。俺も手伝おうか?」
梓
「あら、助かるわ。」
数分後・・・
楓
「出来た~っ。」
梓
「ありがとう。楓、手伝ってくれたお礼よ。これ食べていいわよ。」
楓
「マジで?!やった~っ!」もぐもぐ・・・
スタスタ・・・
博樹
「んー、なんかいいにおいするな~。あっ!!楓、てめえ何食ってんだっ!うまそうじゃねえかっ!俺にもくれっ!」
楓
「ダメっ!これは俺のだもんっ。」
博樹
「いいじゃねえか、ちょっとくらい。な?」
楓
「ダメって言ったらダメっ!」
博樹
「何だよっ!ちょっとぐらいいいだろっ、そんなにそれがいいのかよ。」
梓
「違うのよ。これは楓が私のお手伝いをしてくれたからそのお礼であげたのよ。」
博樹
「なんだよ、そういうことか。そう言えばいいじゃねえか。」
楓
「・・・ちょっと自慢してやろうかなって思っちゃったから・・・。」
博樹
「うわ、感じ悪いなあ・・・。」
楓
「でも、実際やってないしっ。」
博樹
「おま・・・っ。」
連
「うるせえな・・・。夜に騒いでんじゃねえよ・・・っ。」
楓・博樹
「「れ、連。」」
梓
「連、いつの間に降りてきたのよ。」
連
「二階で寝てたのに、ぎゃーぎゃーうっせえから目が覚めた・・・。」
楓
「・・・元はといえば博樹が俺のお菓子を取ろうとしたからじゃんっ。」
博樹
「なっ・・・。俺は知らなかっただけだろ、楓が教えてくれりゃ俺だって取ろうとしねえよっ。」
楓
「嘘だね。だってダメって言っても取ろうとしてたじゃんかっ!」
博樹
「な、何っ!」
梓
「ちょっと、二人とも。いいかげんに・・・」
連
「・・・いいかお前ら・・・っ、もう一度だけいう。・・・黙れ・・・っ。」ギロッ!
楓・博樹
「「っ・・・。」」
連
「つまんねえことで喧嘩してんじゃねえよ、お前らいくつだ。やりたきゃ外行って好きなだけやって来い。他人に迷惑かけんじゃねえよ。」
楓
「・・・っごめん・・・。」
博樹
「・・・悪かった・・・。」
連
「・・・ったく。」
梓
「・・・まあまあ。まだたくさん作ったから皆で食べましょ。ね?それならいいでしょ。」
楓
「・・・俺はいいよ、もらったし。博樹食べなよ。」
博樹
「俺もいい。・・・楓は自分で働いて手に入れたのに俺だけただでもらうとか・・・。」
連
「・・・・・・。・・・じゃあ俺もらお。」
楓・博樹
「「気にくわねえっ!!!」」
梓
「ぷぷ・・・っ。」
楓・博樹・連
「「「っ!」」」
梓
「あなた達、コントしてるんじゃないんだから・・・っ。」くすくす・・・
楓
「・・・くす。」
博樹
「・・・はは。」
あははは
連
「(ぼそ)・・・ったく、めんどくさい奴らだ・・・。」
――――二日後(学校)
萌
「じゃあ、放課後5時半昇降口に集合だからね~!」
博樹・楓
「「は~い!」」
――――
萌
「ごめ~んっ、待った?」
楓
「全然~❤俺らもさっき来たばかりだよ~♪」
萌
「よかった~!さ、皆!早く行こ~っ。」
楓
「お、か、し~♪お、か、し~♪」
博樹
「ふんふふ~ん♪ふんふふ~ん♪」
梓
「・・・ねえ連、あなた本当に楓と双子なの?」
連
「・・・は?」
梓
「いや、あまりにも楓と博樹がそっくりだから・・・。もしかして、連と楓・・・じゃなくて、楓と博樹が・・・って思っちゃって。」
連
「・・・まあ、そう思いたくなるかもしれんが、俺と楓は正真正銘の双子だ。」
梓
「そ、そうよね。変なこと聞いてごめんなさい。」
連
「いや・・・。」
萌
「さっ!着いたよ。ここが私の家よっ!」
楓
「おぉ!可愛い家だ~♪」
梓
「・・・なんか、萌らしいといえば萌らしいけど・・・。」
萌
「さ、入って~!」
梓
「お邪魔します。」
楓・博樹
「「お邪魔しま~す。」」
萌
「そこの突き当たりの部屋に入って待ってて~。」
――――
梓
「ねえ、萌。あなたのご両親まだあの仕事続けているの?」
萌
「・・・うん。だから今日も親居ないんだ。」
楓
「萌ちゃんのご両親さんは何のお仕事してるの?」
萌
「お母さんは服のデザイナーで、お父さんはまあ趣味だと思うんだけど、世界中を旅してる人なんだよ。お母さんもお父さんも仕事で忙しくてあまり家に帰ってこないんだー。でもねっ、私お母さんもお父さんも大好きだよっ❤」
博樹
「そうなんだ・・・。でも寂しくない?」
萌
「もう慣れてるしー、それにっ、今は大好きな彼氏もいるしねっ!」
梓
「・・・ま、それで萌が幸せなら私は構わないけどね。」
萌
「・・・っ梓~~~!!大好き~っ!!」
梓
「・・・っわ、分かったから、離しなさい・・・。」
楓
「本当に仲良しなんだね~。」
梓
「萌、今度彼氏紹介してよ。」
萌
「いいよー!超超ちょーーカッコいいからねっ!」
梓
「はいはい・・・。」
――――
萌
「あ、もうこんな時間だ!私7時に彼氏が家に来るんだった!時間経つのホント早すぎ~。」
梓
「じゃあ、そろそろ私たちは帰りますか。彼氏が来た時に私たちがいたら怪しまれちゃうかもしれないからね。」
萌
「あ、梓っ!恥ずかしいじゃんっ!」
楓
「クスクス、じゃっ、また呼んでね~!」
博樹
「またな、萌~!」
梓
「また明日、おやすみ。」
萌
「皆、またね~!梓、また・・・明日、ね。」
テクテク・・・
梓
「彼氏・・・か、あの子も随分変わったわね。明日・・・、覚えてるのかしら・・・?・・・まさかね。」
博樹
「んー?梓、何一人でブツブツ言ってんの~?」
梓
「ううん、何でもないわ。さあ、早く帰ってご飯にしましょう。」
楓
「やったー!ご、は、ん~♪」
連
「・・・?」
梓
「今日のご飯はオムライスにしようかしら。」
楓
「マジでっ?!やった~っ!梓大好き~っ❤」
梓
「こらこら、離れなさい。」
博樹
「(ぼそ)ったく、いつまでたってもお子様だな、楓は・・・。」
楓
「んー、博樹、何か言った?俺の聞き間違いかっ?」
博樹
「な、何でもねえよっ、なあ、連?俺もオムライス大好きだぜー!」
連
「・・・両方ともガキだ。」
梓
「クス。」
――――
楓
「ん~!うまいぃ~~♪」
博樹
「うめぇー。ん?梓、このカレンダーの丸何?何かあるの?」
楓
「ん?どれどれ?あ、ホントだ。ってか明日じゃん、どっか行くの?」
梓
「違うわ、そんな大したことじゃないから気にしないで。」
楓
「そっか。」
博樹
「ふーん。」
・・・そう、毎年必ずこの月のこの日には印をつける。・・・敦也の命日、絶対に忘れてはいけない日・・・。
連
「・・・・・・。」
博樹
「げっ!ヤバイ、俺宿題終わってなかったっ!」
楓
「あー、俺もすっかり忘れてたっ!博樹、一緒にやろー!」
博樹
「おう、いいぜ。じゃあな、梓。飯サンキューな。」
梓
「お風呂忘れずに入ってね~。」
楓・博樹
「「はーい!」」
梓
「じゃあ、私も部屋に戻るわ。おやすみ。」
連
「・・・ん。」
・・・はい。
今回はここまでになります。
えー、申し訳ないのですが前回予告していた内容が全くもって入ってないんですが・・・。
本当ならもう少し内容を入れる予定だったんですが、ちょっと色々ありましてお時間がないことに気づきましてですね・・・。
このまま書いてしまうと、また更新時間が延びて今度はいつ更新できるかわからなくなってしまうと思い・・・。
・・・、なんて言い訳なんですが。
すいません(^^;)
次回は頑張って深い内容に努力しますので、今回はどうか見逃してもらえないでしょうか^^;
次回予告!
カレンダーの丸の意味するものは?!
皆で行ったその先には・・・。
次回予告が前回とまるかぶりですが気にしないでください(;´▽`A``
では、今回はこの辺で・・・о(ж>▽<)y ☆