大宮氷川神社
大宮氷川神社(正式名称:武蔵一宮氷川神社)は、埼玉県さいたま市大宮区に鎮座する、関東を代表する古社です。
約2,400年以上の歴史を持ち、全国に約280社ある氷川神社の総本社として知られています。
主祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱で、縁結びや厄除け、家内安全など多くのご利益があるとされています。
〈御朱印〉
日本一長い参道
氷川神社の参道は、JRさいたま新都心駅近くの「一の鳥居」から始まり、約2kmにわたって続くケヤキ並木が特徴です。この参道は日本一の長さを誇り、四季折々の風景を楽しみながらの散策が可能です。
一の鳥居
壮麗な社殿と楼門
境内には、朱塗りの美しい楼門や舞殿、拝殿、本殿が整然と配置されています。現在の社殿は昭和15年(1940年)に再建されたもので、伝統的な流造りの建築様式が見られます。
桜門
神橋と神池
本殿へと続く朱色の神橋は、参拝者の心を清めるための橋とされ、その下には神池が広がっています。池の周囲には緑が豊かで、静寂な雰囲気の中で心を落ち着けることができます。
神橋と神池
境内のパワースポット
境内には、御嶽神社や門客人神社などの摂末社が点在しており、それぞれに異なるご利益があります。特に門客人神社は、参拝のご利益を高めるとされ、訪れる人々に人気です。
御嶽神社や門客人神社
歴史的な建造物
高さ約13mの「二の鳥居」は、明治神宮から移築されたもので、現存する木造の鳥居では日本有数の大きさを誇ります。また、境内には文化14年(1817年)に奉納された石燈籠や、明治天皇の行幸を描いた「氷川神社行幸絵巻」のパネルも展示されています。
二の鳥居
蛇の池
大宮氷川神社の「蛇の池」は、神社の発祥地とされる神聖な湧水地で、古くから水神の化身とされる蛇にちなんで名付けられました。この池は、境内の神池やその先に広がる見沼の水源の一つで、現在でも地中深くから清らかな水が湧き出ています。
蛇の池
※場所は奥まっていてわかりづらいかもしれませんが、手水舎の奥にある案内に従って進み、静かで神秘的な雰囲気の中で心を落ち着けて参拝すると良いでしょう。
・所在地
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
最寄り駅:JR「大宮駅」東口より徒歩約15分
・開門時間
春秋(3・4・9・10月):5:30~17:30
夏(5~8月):5:00~18:00
冬(11~2月):6:00~17:00






