急勾配で知られた旧国鉄信越線の碓氷(うすい)峠を走るために開発された「169系車両」を全国で唯一、運行している、しなの鉄道(本社・長野県上田市)は13年3月のダイヤ改正に伴い廃止する。同社経営企画課は「時代の流れで思い出深い車両が無くなるのは寂しい。引退を惜しむ利用者や鉄道ファンの方たちに、お別れをしてほしい」と呼び掛け、来年4月29日までイベント「ありがとう・さようなら169系」を随時、実施している。【仲村隆】
169系は、旧信越線の軽井沢-横川(群馬県安中市)間の碓氷峠を運行する電車として1968(昭和43)年に誕生した。峠越えの時、機関車と連携して動く装置がついており、ブレーキも強化された。寒冷地を走るための工夫も施されている。
オレンジに緑の湘南(しょうなん)色と呼ばれる塗装がトレードマーク。上野-長野間の急行「信州」「妙高」などで使われ、後継の特急車両に切り替わった後は急行「アルプス」や「こまがね」として中央線などを走った。
国鉄民営化後は県内のJR線などで使われたが、現在はしなの鉄道が保有する3編成(いずれも3両)だけ。軽井沢-小諸間を1日に8往復程度運行するが、老朽化が進み、保守用部品の調達も困難になった。同社は来年のダイヤ改正で廃止を決めた。
今月22日~来年4月29日の期間中、臨時列車による乗車会など計11回のイベントを予定する。問い合わせは、しなの鉄道本社営業課(0268・27・4733)。
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