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京阪大津線の復興研究所

大津線とは、京阪の京津線と石山坂本線の総称です。
この大津線の活性化策を考えることが当ブログの目的です。
そのために、京阪線や他社の例も積極的に取り上げます。

 現在のダイヤでは、関空・紀州路快速は和泉府中駅で「はるか」または「くろしお」に抜かれますが、所要時間の無駄をなくすため、分割・併合を行う日根野駅で待避するように変更します。ただし、新大阪駅から日根野駅までは逃げ切れないため、地下駅ながら島式ホーム2面4線を備えるJR難波駅でも待避を行います。


 南海の空港急行改め快速は、毎時4本のうち半数が岸和田駅で「ラピート」を待避する想定です。残りの半数は「サザン」に追い抜かれることなく全区間を先着させます。

 なお、りんくうタウン駅はJRと南海が改札口を共用するので、なにわ筋線の開業後は利用客がどちらに乗ったのか判別できなくなります。ここは、乗降人員が二倍近く多い南海の停車を優先し、JRは全列車を通過させて関西空港駅での折り返し乗車を認めるしかないでしょう。

「くろしお」は日根野駅で関空・紀州路快速と接続しますが、新大阪駅ー日根野駅間は50km圏内なので自由席特急料金は760円、新大阪駅ー関西空港駅間の自由席急行料金と同額に収まります。通常6両の「くろしお」に自由席車3両を増結するとともに、天王寺駅ー和歌山駅間で和泉府中駅・日根野駅・和泉砂川駅のみに停車する新快速を1時間毎に設定すれば、関空アクセス輸送を補うことができます。

 

 

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