これも非常に辛い内容です。
2024年の7月後半から8月中盤まで「意識障害」という状態に陥っていました。
2024年7月25日から8月8日頃までの間、記憶がほとんど無くなり、ろれつも回らなくなっていたようです。
8月10日頃から少しずつ日記が書けるようになり、それと周囲の人たちの証言を合わせることで、当時の状態が分かってきました。
その間、以下のようなおかしなことが起きていました。
(自分で覚えていることと、無意識だったものがあります)
・木曜日と日曜日を間違える
・言葉が日本語として成り立っていない
・「美味しいものを食べたい」と言いながら、特に思い浮かばない
・1錠の薬を2錠飲もうとする
・LINEが使えなくなっていた
スマートフォン自体も、最初はまったく分からなくなっていた
・「いつもパンばかりだ」と文句を言ったかと思えば、「パンでいい」と言う
・時間の感覚がおかしくなっていた
・散歩に行くと言ったり、行かないと言ったりする
・子どもの名前が出てこなくなる
・物忘れや、物を無くすことが増える
・金銭感覚がおかしくなっていた
大きな間違いをしてしまうのではないかという恐怖感もあった
・書き留めないと覚えられなくなった
・会話が成り立たない
言葉が聞き取れない
・食欲がない、あごが動かしづらい
・時間に関係なく、夜中や早朝に質問をしてしまう
・物の名前が出てこなくなる
・貧乏ゆすりが止まらない
・万年筆を自分で折ってしまった
・妻が息子に「起きなさい」と言っているだけで、強い恐怖を感じた
・他人の予定が異常に気になるようになった
・すぐに店員さんに買う物の場所を聞くようになった
最終的には、炭酸リチウムの中毒症状による意識障害と考えられました。
脳神経内科と精神科、2人の先生がそう言っていたとのことで、その可能性は高いと思われます。
精神科の先生が炭酸リチウムの血中濃度を気にされたため、血液検査で測定したところ、基準値よりやや高い数値が出ました。
これが直接の原因とは断定できないものの、まずは炭酸リチウムを減らすことから始めることになりました。
すると、状態はかなり改善しました。
ただ、元の状態に戻るまでには、かなりの時間がかかりました。
さまざまな症状の中でも、**「記憶喪失」**のショックが最も大きく、その期間の出来事については、周囲の人たちに詳しく話を聞きました。
LINEのやり取りも残っていました。
おそらく、処方されていた薬の量自体は正しかったのだと思いますが、自分で重複して飲んでしまったり、飲み忘れたりしていたのだと思います。
薬を自分で管理することに不安を感じたら、家族に協力してもらうべきだと感じました。
妻には、心から感謝しています。
