お早う御座います、所沢市田中則行です。今月3日と10日のNHK総合テレビ『ダーウィンが来た』2回分を纏めてお浚いします。先ずは3日に放映されました「海を貫く!幻の巨大ホッケ柱」からいってみます。

食卓や居酒屋でお馴染みの魚、ホッケ。春の北海道の海でホッケの大群が生み出す壮大な光景があります。数万匹が密集して作る巨大な魚の柱「ホッケ柱」が追跡されました。
海を貫く魚の柱。ホッケにしか作れないの形の群れ。
春の北海道で怪現象している数万匹のホッケが生み出す巨大な柱と海面の奇妙な渦巻きが出現。その下では海を貫くように謎の巨大な柱が聳える。生き物の常識を覆すスゴ技を追跡。



北海道の離島を舞台に、桜が咲く季節に現れると言う怪現象「ホッケ柱」を大捜索!!



食卓や居酒屋でもお馴染みのホッケですが、実は大群で結束して「魚の常識を覆す」スゴ技を繰り出しています。



ホッケの追跡の鍵は大海原に突如現れる謎の渦で、直径は3mを超えるゴムボートとほぼ同じ。鴎が吸い込まれたと言う、地元の漁師様の証言もあったとか。



「ホッケ柱」の上に現れる謎の巨大渦。不思議な現象を実験で再現すると、柱に隠された驚異の秘密が判明!!!!!



北海道最西端島、奥尻島。海は「奥尻ブルー」と言われる程、透明度が高いことで知られています。岸からは名勝「なべつる岩」やカマイルカの群れが見られる自然豊かな島です。



ホッケ資源調査の様子を稚内水産試験場の皆様方の協力によって自撮りしました



撮影は真冬にも挑戦。気温は-5℃で水温は7℃程。凍える寒さですが、ホッケ達にとって熱い恋の季節だそうです。極寒の海で撮影した貴重な瞬間でした。



撮影中何やら背後に巨大なタコがまとわりついてきた。振りほどいてもその後暫くは周りを泳いでいたミズダコ。カメラマンに興味津々だったそうです。



決して人々が近付けないホッケ柱の中に360度カメラが潜入!!!!!そこには誰一人も見たことのない光景が広がっていました。



★3日のヒゲじい駄洒落★
そんな!気になりすぎて渦だけに、「ウズウズ」しちゃう!





3日のマヌ~ルの夕べ
◆スネアーズペンギンの巻
マヌ子ママら4人がニュージーランド・スネアーズ諸島へ。向こうの島では険しい崖が多く、スネアーズペンギンと言うペンギンの楽園として知られる。数々のスネアーズペンギンがキッチンマヌ~ル屋台を見付け、ペンギン達の巣の近くで店を出展するようマヌ子ママらに依頼した。6万羽のスネアーズペンギンが生息しているのだから一杯稼げそうだ。マヌ子ママらは喜んだのだが、スネアーズペンギンの一人が崖を登るよう頼んだ。だがここの孤島は断崖絶壁であって極めて険しく、ペンギン達にとって過酷な場所だったのだ。マヌ子ママらは断崖絶壁の過酷な崖を登れるのか??それも標高約200mあるそうで、スネアーズペンギンの親鳥達は海で魚を獲って巣で待つ雛に届けると言う。険しい崖の中のどこに巣があるのか気になる…海が荒れることもあってか、崖の上が安全だそうだ。因みに巣まで約4時間も掛かると言う。向こうの巣でカワイー雛達が待っておりへっちゃらだが、親鳥にとっては正直しんどい。だがここの崖は素人が手を出せる場所ではない。そんな時、ツノミンはマヌ子ママに引き返してボートで逃げるよう託した。マヌ子ママら4人が崖を下ったその時点で、キッチンマヌ~ル屋台ボートが流されていた…。。





続いて10日に放映されました「崖も登れば木も登る!秘島の森 ペンギン」をお浚いします。断崖絶壁をよじ登り、奇妙な森を大行進。ニュージーランドの暴風圏の海に浮かぶ孤島を探検しながら森のペンギンの子育てに密着されました。




世界唯一、絶海のある孤島にのみ大集結するスネアーズペンギン。断崖絶壁をよじ登り、奇妙な森を大行進、更に木登りまでする秘密も見られました。



ペンギンが木登りを??世界でペンギンは18種類ですが、木登りするのはスネアーズペンギンだけ。しかも親は雛が登れるよう特訓しなければなりません。



島で一番恐ろしい巨大なアシカ。森の茂みで昼寝していたり。知らずに側を通ると一大事に。威嚇されるどころか、物凄い速さで追いかけられることもあります。ペンギン達にとって恐ろしいですね。



舞台となった島には600万羽のハイイロミズナギトリも生息。日暮れには空から鳥が降る。恐ろしいのは地面に掘られた無数の巣穴。辺り一面は落とし穴状態で、踏み抜いたら大事に…!!!!!



ヨチヨチ歩きしたりパタパタ羽ばたいたりとコミカルで水族館でも人気があるペンギン達。とは言え野生動物を侮ってはなりません。近付きすぎると危険、鋭く丈夫な嘴で攻撃してきます。



舞台となったニュージーランド沖の孤島、スネアーズ諸島。近付く船を引き寄せ沈めてしまう「罠」(スネア)が名前の由来だとか。周囲はほぼ断崖絶壁です。



スネアーズ諸島は世界的な生き物の楽園。普段は崖に暮らすアホウドリが森の中までペタペタとやって来ることもあります。歌舞伎役者のような凄い目力で睨み付けてきます。



日本製の登山ロープはまさに撮影の命綱。こんなに頼りになるものはない。ペンギン達が絶壁を上り下りする様子は崖の頂上から垂らしたロープを頼りに撮影。



3歩くらい歩くと何故か止まるペンギン。岩場でポーズを決めて向かい合っていたり、草村の脇で佇んでいたり…。雛は産毛の抜け具合で、モヒカンやフリル姿も見られました。



厳重な自然保護が行われるスネアーズ諸島。撮影には必ず保護官と同伴しなければなりません。ジェシカ自然保護官には頼りっぱなしでした。森を彷徨くアシカやミズナギドリの無数の落とし穴から何度救ってくれたとか。



スネアーズ諸島の森はホントにユニーク。地球上で最も南にある森の一つだとか。強風のため10mもある木々が真横に生えたり、飛べなくなったシギの仲間や海岸にいる筈のアシカが彷徨いていたり。ヘンテコ極まりません。



番組スタッフの方々がスネアーズ諸島まで同行させて頂いた船長のスティーブさん。「荒れ狂う50度」と呼ばれ、しけまくる南緯50度の海を見事な操縦で突き進みます。






★10日のヒゲじい駄洒落★
崖にぶつけて、すねに あざができても我慢我慢。これがホントの スネアーザ ペンギン、なんてね!





10日のマヌ~ルの夕べ
◆ニホンミツバチの巻
マヌ子ママとツノミンが蜜蜂を見付けた。その蜜蜂はニホンミツバチのミツ子さんと言って、転職したばかりで蜜を集めているところだ。ニホンミツバチは約1万匹をかき集めて巨大な組織を運営するためとして仕事の役割を分担しており、成長するにつれて次々と働く役割を変えている。羽化から3日間清掃、7日間育児、10日間建築、20日間貯蜜、30日間採蜜と言った順序で働いている。

ミツ子さんが働きに出たところでマヌ子ママはジョブチェンジしようと考えていた。何にしろキッチンのママってのも大変であり、マヌ子ママ本人の細腕でずっと店を切り盛りしているのだから、たまには気分転換したくなると思い込んだのであろう。一体誰が代わりにママを務めるのか??と思いきや、だんさんがママに!!!?その名も「だん子ママ」で「キッチンダヌ~ル」と改名か!?マヌ子ママとだんさんが入れ替わった時点でマヌ子ママは「マヌさん」と名乗る常連客に変わり、華麗にジョブチェンジしたと自己満足していた。その頃、「マヌさん」ことマヌ子ママは「ママとして店を繁盛させるのがいかに大切か、とくと実感するといいわ。そして全身で感じさせないアタシと言う存在の有り難みを…」とほざいた。それから数日後、「キッチンダヌ~ル」屋台に複数の動物達が並んでいた。「だん子ママ」の大人気が注目され、号外新聞が発刊する程に人気が高まったのだ。ほんと~にお店のママなんて出来るのか、だんさん??





本日17日は「転職に総選挙!?秘密のミツバチ」が放映されます。ニホンミツバチの1万匹に及ぶ群れは、実はリーダー不在。働き蜂が群れ運営の鍵を担っています。それでも働き蜂の一生は僅か一月。巨大組織の秘密に迫ります