今晩は、所沢市田中則行です。昨夜20日のNHK総合テレビ大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第7話「敵か、あるいは の巻」のあらすじと解説をリポートします。
[第7話あらすじ]
平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇(西田敏行さん)。丹後局(鈴木京香さん)へ救出に名乗りを上げない源氏への不満を漏らす中、平清盛(松平健さん)から挙兵した源頼朝(大泉洋さん)が石橋山で大敗したと知らされ悔しさで顔が歪む。その頃、房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと千葉常胤(岡本信人さん)の元へ安達盛長(野添義弘さん)を、上総広常(佐藤浩市さん)の元へ和田義盛(横田栄司さん)と北条義時(小栗旬さん)を送り込む。
第7話解説
◆安房国への渡海
石橋山の戦で破れた源頼朝は4日程山中に潜みました。そして平家方の隙を見て山を下り、土肥実平の案内で真鶴岬から小船に乗り安房へ渡海することに成功します。一先ず死の縁を脱しました。当時、海岸線に所領を持つ武士団は交易船や水軍を有しており、実平が用意したのもそうした船です。本城の衣笠城を追われた三浦義澄・義村父子らも有していた水軍の船で安房国に逃れ、頼朝と合流しました。
安房国は頼朝が再起を図るためには格好の地でした。河内源氏の所領である丸御厨が存在し、幼馴染みでもある地元の豪族・安西景益らの支援も期待できたからだと言います。
鎌倉殿の13人紀行
◆第7集 千葉県・一宮町/千葉市中央区
千葉県・一宮町。安房へ逃れた頼朝が助けを求めた上総広常が治めた地です。
平安以降1000年以上の歴史を持つ玉前神社。古くから朝廷や豪族、庶民の信仰を集めてきたした。