今晩は、所沢市田中則行です。昨夜13日のNHK総合テレビ大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第6話「悪い知らせ の巻」のあらすじと解説をリポートします。
[だ6話あらすじ]
大庭景親(國村準さん)率いる平家方の前に大敗を喫した源頼朝(大泉洋さん)の一党。この合戦で北条家を引っ張ってきた宗時(片岡愛之助さん)ら有力な板東武者が戦死。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘さん)らと共に石橋山山中に身を潜める。一方、兄・宗時の熱い想いに決意を新たにした義時(小栗旬さん)は再起を図るべく父・時政(板東彌十郎さん)と共に甲斐を治める武田信義(八嶋智人さん)の基へ向かった
第6話解説
◆石橋山の戦い
石橋は現在の神奈川県小田原市の南西にあたります。父・源義朝が治めた鎌倉を目指す頼朝は先ず土肥実平の本拠である土肥郷に入り、山と海に挟まれ小勢でも大軍に対抗できる石橋山に陣を取りました。その数凡そ300騎。
対する平家方は、大庭景親が相模国の武士凡そ3000騎を率いて谷一つ隔てた地に陣を引き、更に打倒頼朝に執念を燃やす伊東祐親が凡そ300騎を率いて頼朝軍の裏側の山に陣取りました。兵力の差は歴然。景親は頼朝を支援する三浦党が合流する前に勝敗を決するため、治承4(1180)年8月23日の夜に攻撃を仕掛けます。激戦は翌日まで継続しました。因みに『延慶本平家物語』や『源平盛衰記』などには景親が先ず悪口合戦を仕掛け、これに北条時政が応じたと記されています
鎌倉殿の13人紀行
◆第6集 神奈川県湯河原町/真鶴町
神奈川県湯河原町の山中。急な山道を下りた先に、洞穴が見えてきます。