今晩は、所沢市田中則行です。先日、所沢市の埼玉西武メットライフドームで松坂大輔投手の引退セレモニーが行われたとの報道がありました。松坂投手は「最後は普通に投げられなくなるまで野球を続けることができて幸せでした」とファン一同に感謝の気持ちを伝えました。セレモニーにはイチローさんがサプライズで登場し、松坂投手の日米通算23年間の現役生活を労いました。
(NHKニュースWeb 及び NHKニュース防災サイト・12月4日報道より)
◆“23年間 本当に有難う御座いました”
今年41歳を迎えた松坂投手。埼玉西武ライオンズの本拠地、所沢市のメットライフドームで4日、松坂投手の引退セレモニーが行われました。
松坂投手は入団当時の監督であった東尾修さんなどから花束を受け取った後、ファン一同に向けて「僕が投げてきたことで、少しでもファンが喜んでくれて勇気やパワーを送ることができていたなら、こんな姿になってもまだまだ投げ続けたいと思いながらやってきて本当に良かった。最後は普通に投げられなくなるまで野球を続けることができて幸せでした。23年間、長い間支えて頂き、前に進むために背中を押して頂き、本当に有難う御座いました」と感謝の気持ちを伝えました。
そして松坂投手がグラウンドを1周しファン一同に別れを告げた後、名勝負を繰り広げてきたイチローさんがサプライズで登場し、花束を手渡して日米通算23年間の現役生活を労いました。
セレモニーの後、松坂投手は「最後にイチローさんに声を掛けてもらって、これまでやってきて良かったと改めて思った。全部は言わないが『お疲れ様でした』と『長い間よく頑張った』と言う言葉を聞いた瞬間に一気に涙が出た。選手として着るユニフォームは今日が最後だと思っていたし、最後にライオンズのユニフォームで18番を付けることができて本当にいい最後だったと思う」と話しました。
◆イチローさん「僕にはこんなやり方しかできません」
セレモニーの最後には球場内のモニタービジョンにイチローさんが映し出され「大輔、どんな言葉を掛けていいのか、なかなか言葉が見つからないよ。だから僕にはこんなやり方しかできません。許せ大輔」と言うメッセージを送った直後、本人がサプライズで登場しました。そして花束を渡して23年間の現役生活を労うと松坂投手は涙を浮かべていました。
平成11年5月に当時神戸オリックスブルーウェーブでプレーしていたイチローさんはルーキーだった松坂投手と初めて対戦し、3三振を喫しました。この試合では松坂投手が試合後のヒーローインタビューで「今日で自信から確信に変わりました」と言う名言を生み出し、プロ野球史に残る名勝負として語り継がれています。2人は大リーグでも何度も対戦し、ワールドベースボールクラシックではチームメイトとして日本の2連覇に貢献しました。
◆西武池袋線・西武球場前駅にメッセージボード
プロ野球、埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手の引退セレモニーに併せて西武池袋線・西武球場前駅では松坂投手へのメッセージボードなどが備えられました。
松坂投手の引退セレモニーに併せて所沢市の埼玉西武ライオンズの本拠地の最寄り駅である西武池袋線・西武球場前駅では列車の発車/到着時刻などを表示する電光掲示板に「松坂投手感動をありがとう」と言うメッセージが映し出されました。
また4日限定で駅の5番線ホームが松坂投手の背番号に因んで18番ホームと表示された他、停車した列車にはメッセージボードが備えられ、訪れたファンの方は「また西武に戻ってきてください」とか「たくさんの感動をありがとう」などと其々の思いを記入した便箋を貼っていました。
40代男性は「同年代位だったので高校の時から憧れてずっと応援していました。『長い間お疲れ様でした』と伝えたいです」と話していました。また30代女性は「松坂投手がイチローさんと対戦した試合が思い出に残っています。今日は松坂投手の姿を目に焼き付けたいです」と話していました。
☆のりちゃんの追記☆
横浜高校野球部のエースとして活躍し、そしてプロ選手として日米通算23年間の活躍を繰り広げてきた松坂大輔さんへ、本当にお疲れ様でした。埼玉西武ライオンズでは松坂投手は当時監督就任していた東尾さんにとって“終生の師匠と弟子”と言っても過言ではないと誇りに思ってます。メットライフドームで引退セレモニーが行われた翌日である本日、西武池袋線/西武新宿線・所沢駅で松坂大輔投手引退記念乗車券が発売されていました。この日のりちゃんは墨田区両国へ舞台観覧しましたので、所沢駅から西武池袋線を利用する前に同駅西口付近の改札前で松坂投手引退記念乗車券が発売しているのを発見してまたとないチャンスと思い早速購入しました。