今晩は、所沢市田中則行です。昨夜はプロ野球日本シリーズ・ヤクルト 対 近畿オリックスとの対戦でヤクルトが優勝し日本一を制しましたね。そして本日、大相撲九州場所千秋楽と同時に中央競馬では東京競馬場・第41回ジャパンカップが開催されました。同G1レースでは昨年の無敗の3冠馬であるコントレイルが優勝し、有終の美を飾りました。

(NHKニュースWeb 及び NHKニュース防災サイト・11月28日18時29分報道より)
■東京競馬場・第41回ジャパンカップ
[G1・芝2400m・18頭出走]

第41回ジャパンカップでは昨年のクラシックレースでデビューから無敗で3冠を達成したコントレイルが現役最後のレースとして臨みました。

1番人気のコントレイルは序盤から中団辺りに付けてレースを進め、最終直線で抜け出して先頭に立ち2分24秒7のタイムで優勝しました。2着にオーソリティ、3着にシャフリヤールが入りました。

コントレイルに騎乗した福永祐一騎手は「課題のスタートも我慢してよいレースをしてくれた。素晴らしい馬に巡り合えて感謝しかないし、お客さんの前で最後の雄姿を見せられて本当に良かった」と話していました。



◆東京競馬場・第41回ジャパンカップ
払戻金結果

単勝:② 160円/枠番連勝:1‐4 530円/馬番連勝複式:②⑦ 530円/馬番連勝単式:②⑦ 670円/馬番3連勝複式:②④⑦ 510円/馬番3連勝単式:②⑦④ 1780円/馬番ワイド:②⑦ 210円、②④ 150円、④⑦ 330円





■親子初の無敗3冠馬、父・ディープインパクトの走りを受け継ぐ
平成29(2017)年に北海道新冠町で生まれたコントレイルの父親は平成17(2005)年に無敗で3冠馬となったディープインパクトで、父の走りを受け継ぎ、担当する矢作芳人調教師も「度肝を抜く瞬発力」と語るような終盤に見せる猛烈なスピードが持ち味でした。

コントレイルは一昨年に2歳馬だけのG1レースなどを全て優勝し注目を集めています。更に3歳馬となった昨年は皐月賞、日本ダービー、菊花賞と3本のクラシックレースをデビューから無敗で全て制し、親子としては初めて無敗での3冠を達成しました。

昨年のジャパンカップでは芝のG1で日本馬として歴代最多の8勝を挙げていたアーモンドアイと牝馬で無敗の3冠を成し遂げたデアリングタクトと共に出走し、大きな注目が集まりました。

コントレイルは最後の直線で先頭に立ったアーモンドアイを追い上げたものの、芝のG1で歴代最多の9勝目を許し、2着となりました。

今年は4月のレースで3着となった後、夏場のレースを回避し先月の天皇杯に出走しました。1番人気に指名されましたが、今年の皐月賞を制した3歳馬のエフフォーリアに破れ2着に終わりました。ラストランとなるジャパンカップで有終の美を飾れるか、注目が集まっていました