今晩は、のりちゃん本日2回目です。本日23日のNHK総合テレビ大河ドラマ『青天を衝け』第15話「篤太夫、薩摩潜入 の巻」のあらすじと今週の渋沢栄一を解説します。
[第15話のあらすじ]
栄一(吉沢亮さん)と喜作(高良健吾さん)は武士として初俸禄をもらい、円四郎(堤真一さん)から「篤太夫(とくだゆう)」「成一郎(せいいちろう)」と言う新しい名も授かる。篤太夫の初仕事は摂海防禦(せっかいほうぎょ)の要職に就く薩摩藩士・折田要蔵(徳井優さん)の隠密調査であった。そこで出会った西郷吉之助(博多華丸さん)から“先の時代が読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる”と聞かされた篤太夫は、円四郎の行く末を心配する。一方、水戸藩では藤田東湖の息子・藤田小四郎(藤原季節さん)が攘夷実現のため天狗党を率いて挙兵していた。
◆今週の渋沢栄一 (第15回)
◾一橋家の家臣となって一月が経ち、初めて俸禄をもらう。「名を武士らしく変えろ」と栄一は篤太夫、喜作は成一郎と円四郎から名付けられる
■こうして正式に一橋家家臣の渋沢篤太夫と渋沢成一郎が誕生しました
◾円四郎から薩摩の折田要蔵と言う人物を引き抜きたいので探ってほしいと隠密を命じられる
「海岸防備に詳しいと評判の折田要蔵と言う者が御台場築造掛に抜擢された。折田を調べてほしい。折田の評判が誠であれば薩摩から引き抜きたい」 (円四郎)
◾大坂の薩摩藩士・折田要蔵の基へ行き、使い走りをしたり書類や絵図を書いたり、数週間真面目に働く。そこで薩摩藩士・西郷吉之助と出会う
◾京に戻り「折田は一橋家に召し抱える程の者ではない」と円四郎に報告する。また更に多くの天下の志士を一橋家で抱えるため、その御用を頂きたいと提案する
「もし少しでも某がお役に立ったとお考えであれば、この先更に広く天下の志士を抱えられてはいかがと存じます。関東の仲間には相当な者がなったらおります。大坂から戻りましたら、某と成一郎を関東へと差し遺わせては頂けませんでしょうか」 (篤太夫)
「実はこっちも優秀な家臣や兵を増やさねばとは常々思っている。分かった。お主がそう言うなら殿に建言してみよう」 (円四郎)
◾大坂から戻る前に西郷吉之助に誘われ、豚鍋を食べながら誰が国を治めるべきか意見を乞われる
「薩摩の今のお殿様にはその徳がおありですか?おありならそれも良いと思います。某は徳ある方に才あるものを用いてこの国を一つに纏めてもらいてぇ。しかし一橋の殿もあぁ見てなかなかのお方で…」 (篤太夫)
◾建白が開き届けられ、関東に出張して身元足しかな人材を召し抱えてくるよう円四郎から命じられる
青天を衝け紀行
◆第15集 大阪市港区/神戸市中央区
古くから商業の街として発展を遂げた大阪市。京の都に近く、海防の要でもあったこの地には幕末に幾つもの台場が築かれました。