今晩は、所沢市田中則行です。のりちゃん今朝、無事に退院しました。昨夜7日のNHK総合テレビ『ダーウィンが来た』「東日本大震災から10年 奇跡の復活!三陸の生き物たち」をお浚いします。

震災後、岩手県の住宅跡地に謎の泉が出現。そこに不思議な魚が住み着き、驚きの進化を遂げようとしている。激変した環境で懸命に命を繋ぐ生き物に迫る。



驚きの回復力にまさかの進化!10年前の巨大津波によって激変した環境で困難を乗り切り、必死に命を繋いできた三陸の生き物達。その逞しい姿に密着されました。



三陸の生き物の中には泣く泣く落としたクチバシカジカの赤ちゃん誕生の瞬間もキャッチされました。とっても貴重な場面でした。



岩手県大槌町の謎のイトヨ達が暮らす湧水の泉。透明度が高くとっても綺麗なのですが、水底は砂泥。ちょっとでも人やカメラが動くと水が濁ることもある。半日はまともな撮影ができなかったそう。



宮城県南三陸町でも岩手県大槌町でも、生き物の調査に地元の高校生達が活躍しました。



クチバシカジカをちゃんと見られるのは、日本では三陸の海だけ。宮城県南三陸町のご当地キャラにもなっています。見た目がうり坊に似ていることから「クチ坊」と名付けられています。



アマモを食べに北国から渡ってくる天然記念物のコクガン。これまでどのようなルートで渡ってくるのかが不明でした。昨年はGPSでの追跡に成功し実態が明らかに!



魚なのに泳ぎが苦手なクチバシカジカ。岩陰や窪み、貝殻の中でひっそり暮らしています。だからこそ、津波が来た時も流されずに済んだ個体がいたのかも知れません。



今回の舞台の一つ、宮城県の志津川湾は南の海藻アラメと北の海藻昆布がどちらも見られるとっても珍しい場所。世界的にも貴重な海域なのです。



今回登場しました新しいイトヨ達。泉ごとに少しずつ遺伝子が異なっているとか。もしや生態も其々違うかも??まだまだ謎だらけの魚です。



雄のクチバシカジカは恋の季節、雌にアピールする時に体の模様が濃くなります。



津波によって甦った小さな干潟。破壊された防潮堤の跡は震災遺構としてこのまま残されるそうです。ここにも牡蠣など数多くの生き物達が住み着いています。



今回登場した新しいイトヨ達が暮らす泉は、今では5箇所程しか残っていません。環境の変化や工事の影響でなくなってしまった箇所が多くなっています。



貴重な新種イトヨの生息地の一部が今年4月に自然公園としてオープン予定されます。研究者の解説がある観察会も計画中です。



★ヒゲじいの駄洒落速報★

①湧水が沢山湧くところだけに、わくわく、わっくわくしますなあ。頑張ってね~!

②ヒゲじい:なるほどねぇ。カキも回復のカギだった!ってことか。
新井秀和アナウンサー:ええ、画期(カッキ)的ですよね!





☆のりちゃんの追記☆

マヌ~ルの夕べ
◆大ウナギの巻
キッチンマヌ~ル一行が鹿児島県・奄美大島へ。ツノミンが見付けたのは2mを越える大型の鰻だった。大ウナギだが、彼の名は大宇ナギと言う日本最大級の淡水魚である。ここでマヌ子ママが大ウナギを蒲焼きにすると何人前になるかとツノミンとずっきんとだんさんにヒソヒソと問い出すが、ツノミンの話によるとアレは相当あると答えた。一体何人前になる計算なのか??

マヌ子ママは大宇ナギに対して失礼だったのか、賄いの相談のつもりで報告したそう。ツノミンは大宇ナギを見て脂の乗った立派なボディであることを感心した。

ここでまたマヌ子ママらがヒソヒソと相談した。今度は鰻の蒲焼きを作る作戦計画だ。その作戦でマヌ子ママが川下から追い込みすることによって、ずっきんは川上に網を張るように、ツノミンは火起こしするように、だんさんは炊飯器をセットするように其々命じた。マヌ子ママらの鰻の蒲焼き作り作戦計画はバッチリなのか、大宇ナギはマヌ子ママらの作戦を聞き出そうとした。だけど大宇ナギは水から出ても大丈夫なのか、何故か準備運動していた。彼が言うには、体が温っていれば長時間皮膚呼吸できるから陸上でも獲物が捕れるのだ。だからこそ獲物を捕えるんだと思ったところでマヌ子ママらを丸飲みしようとした。



「ギエエエエー」
「お助けマヌ~ルゥー!!」



マヌ子ママらが大宇ナギに食われた時点で炊飯器の米が出来上がろうとした。






次回3月14日は「怪獣上陸!オオウナギ」が放映されます。日本に生息する世界最大級の鰻の仲間オオウナギは陸へと這い上がって獲物を襲う!?専門家も驚愕のスクープ満載!オオウナギのその謎に迫ります