今晩は、所沢市田中則行です。Googleニュースで最近、産経新聞ニュースにて掲載中の郷ひろみさんのエピソード記事が気になりましたので、のりちゃんブログで郷さんのエピソード記事を記載してみようかと思います。

話の肖像画 歌手・郷ひろみさんの1回目は『「満足しない」が進化の秘密』で、歌手生活50年目を迎え今もなおエンターテイメント界のトップランナーして活動を続けている60代の衰えない秘密をご紹介していきます。

(産経新聞 暮らし面・令和3年1月元旦報道発表) 
[聞き手:清水満]


清水:令和3年となり、歌手生活50年目を迎えた。昭和、平成を駆け抜け、令和の時代もエンターテイメント界のトップランナーとして走り続ける。65歳、衰えない秘密とは…

郷:決して現状に満足しないことですね。“これでいいよ”と思った瞬間、人間の成長なんて止まります。僕自身、過去にこれでいいと思った瞬間がない。満足の後には、必ず不満足しかやってこない。だから次に向かうんです。

人生において選択肢が楽しい方か、苦しい方かと言う場合、必ず僕は苦しい方を選ぶ。苦しい方をとったら、乗り越えた時に必ず楽しいことがやってくるからです。コロナだったり、曇りの日、雨の日もあるけど、絶対に晴れがくる。開けない夜はない。そこを我慢できるか、そういうもんだと思えるか、なんです。

こうした状況は人生の中で不定期にやってくる。だから変化を求める。変化の後にしか進化はない。変わり続けるしかない。それが「郷ひろみ」でい続ける責任だと思っているんです。よく僕のことを見て『ひろみさん、変わらないよね』と言われるのは、それはそれでうれしいですけど、実は心の中では「僕が一番変わっているんです」と思っている。変わり続けないと、変わらないようには見えないんです。



清水:進化することで迎えた50年目に思うこと…

郷:僕はあまり振り返ることをしないタイプなんです。ですから正直なところ、自分自身に問うてみても、まだピント来ないと言うのがあります。

ただ凄く感謝していることがあるんです。本格デビューの1年前、昭和46年秋に、大阪を起点にして500人規模でファンクラブが発足した。以来、50年間ずっと僕のファンクラブに入っていらっしゃる方も街勝ちな悔いる筈なんです。50年間も入って頂いているんですから…
(現在の会員数は約1万5千人)。

自分の存在意義を考えるとステージに立っている時が「郷ひろみ」でいられる。それはステージを見に来てくれる人がいないと成立しない。一人の人間を、こんなにも多くの人達が支えてくれる。本当に有り難いなと思います。





次回2回目は『原点回帰と20年振り快挙』を掲載します


◆郷ひろみ・プロフィール
本名:原武裕美。昭和30年 福岡県出身。昭和47年に『男の子女の子』で歌手デビューし、昭和年代を代表するアイドルに。西城秀樹さん、野口五郎さんと共に“新御三家”と呼ばれて人気を博す。『よろしく哀愁』『お嫁サンバ』『GOLDFINGER'99』などヒット曲も多数。現在もバラードからアップテンポまで幅広くこなし、大人のエンターテイナーとして活躍を続ける