今晩は、所沢市田中則行です。西武線最近の動向の7回目で西武ホールディングスのお膝元である所沢市の開発加速に関する報道を告知します。更にのりちゃんの追記とし25日に西武池袋線・西武球場前駅で001系ラビュー ブルーリボン賞受賞式が行われたとの情報が鉄道ファンrailf.jpにて報道発表されましたので、そちらも併せて配信します。

先日、ドコモdメニューニュース及びGoogleニュース/ヤフーニュース内の産経新聞モバイルで所沢市の開発加速に関わる報道が配信されました。(ドコモdメニューニュース及びGoogleニュース/ヤフーニュース内 産経新聞モバイル・10月21日報道発表)
西武ホールディングスが「お膝元」である所沢市の開発を加速させている。西武池袋線/西武新宿線・所沢駅に直結する大型商業施設『グランエミオ所沢』を9月に全面開業させた他、西武園ゆうえんちは大規模な改装工事を経て来年度にリニューアルオープンさせる。エリアの魅力を高め、グループのイメージ向上に繋げるのを狙い目としている。



西武グループ及び西武ホールディングスにとって所沢市は中核会社の一つ、西武鉄道株式会社が本社を構える重要拠点である。所沢駅は西武新宿線と西武池袋線とが交わる要衝であり、プロ野球球団・埼玉西武ライオンズの本拠地であるメットライフドームも所沢市にある。

ただ、所沢駅周辺には魅力的な商業施設が多いとは言えず、鉄道利用者が素通りしがちな街であった。西武園ゆうえんちも施設の老朽化やレジャーの多様化などで入場者数が低迷していた。

西武園ゆうえんちは11月1日から改装工事に伴う休園期間に入る。当初は営業しながら工事を進める予定であったが、コロナウイルス感染拡大で客数が落ち込んでいることもあり、休園して工事に集中することにした。

高度経済成長期の「昭和の町並み」の再現をコンセプトに約100億円を賭けた改装を行い、新たな乗り物型アトラクションも導入する。大阪市ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの経営を立て直したマーケティング会社『刀』の森岡毅社長にも協力を仰いだ。

所沢駅に直結するグランエミオ所沢は約130店舗が入る「大箱」で、屋上庭園なども設置されて集中力向上を図った。同駅西口にも商業施設を中心としたエリアを今後数年の内に整備する予定である。教育、文化関連の施設の設置も検討している。

メットライフドームでも改修を行っており、飲食、物販などの機能を強化した「ボールパーク化」を進める。



西武ホールディングスの後藤高志社長は「所沢の街には『暮らす』『働く』『学ぶ』『遊ぶ』と言う生活の4要素が全て揃っている。生活応援企業として新たな所沢を作る」と強調した






☆のりちゃんの追記☆

◆西武池袋線001系ラビュー ブルーリボン賞受賞式を実施 (鉄道ファンrailf.jp・10月25日より)
所沢市の西武池袋線・西武球場前駅で25日に001系ラビュー ブルーリボン賞受賞式が行われました。

受賞式には鉄道友の会の須田寛さん、建築家の姉島和世さん、日立製作所 鉄道ビジネスユニット日本事業責任者の田中徹雄さん、落語家の林家たい平さん、西武鉄道株式会社取締役会長の後藤高志さん、同代表取締役社長の喜多村樹美男さんが登壇し、ゲストとして埼玉西武ライオンズのオリジナルキャラクター、レオとライナも登場し式典を盛り上げました。

式典では鉄道友の会から選考の経過説明や西武鉄道株式会社への表彰状・記念盾の贈呈式が行われ、更に001系ラビューの車体・室内に揚げられたブルーリボン賞受賞記念オリジナルロゴの除幕式が実施されました。

式典挨拶では鉄道友の会会長の須田さんが「今回、外装や内装だけでなく、床下についても最新の技術を投入し、コンパクトに、そして保守も考えられたレイアウトで、外から見てもいい姿に纏められており、外装・内装・床下の3つのデザインがほぼ完成形に近いものとして高く評価した」と述べました。また西武鉄道株式会社取締役会長の後藤さんは「Laviewは100年の歴史を有する西武グループが様々な部署から若い人や女性を含むプロジェクトチームを組成し、5年もの間、感性を研ぎ澄ませ、喧々囂々の議論を経て完成させた大プロジェクトである」とし、「今回のブルーリボン賞の受賞は、姉島和世先生を始めとした姉島和世建築設計事務所の皆様、技術的な課題に果敢に取り組んで頂いた日立製作所を始めとしたメーカー各社の皆様、そして西武グループの社員の力が集結した賜物である」と述べました。尚、ステージには日本大学芸術学部デザイン学科の古瀬愛さんによる『Laview』の黄色い座席と大きな窓から見える青空をイメージしたバックパネルが設置され、受賞式に彩りを添えました。その他、同受賞式に併せて池袋駅~西武球場前駅勘で001系ラビュー ブルーリボン賞受賞式特別ツアーが実施されました





西武線最近の動向に関する記事は以上になりますが、今後も西武線からの新たな情報が入り次第、随時配信していく予定です