今晩は、所沢市田中則行です。京都アニメーション第1スタジオ放火殺人事件から1年経過し、京都市中京区のMOVIX京都では京アニが制作したアニメーション映画『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の上映が開始されました。

(ドコモdメニューニュース及びGoogleニュース/ヤフーニュース内 京都新聞・9月18日報道発表)

京都アニメーション(本社:京都府宇治市)が制作した映画『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が18日、京都市中京区のMOVIX京都等で公開初日を迎えました。キャラクターの繊細な心理描写と美の映像表現で人気を博しているシリーズ新作で、昨年7月の第1スタジオ放火殺人事件で犠牲となった美術監督の渡邊美希子さん(被害当時35歳)や小物設定の高橋博行さん(被害当時48歳)らもスタッフに名を連ねました。MOVIX京都では開館前の早朝からファンら数十名が並びました。



感情のない少女兵として生きてきた主人公が戦後、手紙の代筆行を通してかつての上官が残したお言葉「愛してる」の意味を探し求める物語で、平成30(2018)年にテレビアニメーション放映されたのに続き、昨年9月には番外編映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』が公開されました。

今年1月中に封切り予定でしたが、昨年7月の放火殺人事件の影響により4月に延期され、更にコロナウイルス感染拡大を受けて再延期していました。京都アニメーションでは「困難な社会情勢の中、皆さんに作品をお届けできることを嬉しく思います。制作、公開にご尽力頂いた関係者の方々、お待ちくださったファンの皆様に感謝申し上げます」としています