今晩は、所沢市田中則行です。東宝映画『劇場版クレヨンしんちゃん』シリーズ第28作目となる『 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』が明日より上映しますね。アクション仮面、カンタム・ロボと共に野原しんのすけの脇役として活躍中のぶりぶりざえもんが劇場版しんちゃんに帰ってきます。同シリーズでは平成10年に公開された『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』以来22年振りに出陣するぶりぶりざえもんが野原しんのすけと共演。一体、ぶりぶりざえもんとはどのようなキャラなのか??その魅力に迫っていきます。

(ドコモdメニューニュース及びGoogleニュース内 オリコンニュースアニメ&ゲーム・9月10日報道発表)

ぶりぶりざえもんは野原しんのすけのお絵描きから生まれた“救いのヒーロー”である。しかし救ってくれるのは3時間で高額なお助け料も請求してくると言うとんでもない性格のヒーローである。更に「私は常に強い者の味方だ」と敵に寝返ってしまう清々しい程の卑怯者でもある。



制作プロデューサーは「ぶりぶりざえもんは文字通りしんのすけが生み出した最高傑作であり、5歳のしんのすけにとって掛け替えのない悪友。子供の頃、自分の想像したキャラクターを絵に描いたり、話し掛けたりした覚えがあると思います。そんな自分だけの親友は子供の時だけに会える特別な存在。誰もがぶりぶりざえもんと友達なのです」と熱っぽく語る。



『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』では野原しんのすけとの友情にファンからも感動したと言う声も多い。ひょんなことから悪のテロ集団「ブタのヒヅメ」によって作られた最強のコンピューターウイルスとして登場すると野原しんのすけとの歴史的大勝負を繰り広げた他、野原しんのすけがぶりぶりざえもんを説得し、あるべき姿を自覚させ“救いのヒーロー”として活躍した姿に感動を覚えた方々も多いかと思われる。



そのぶりぶりざえもんに声を吹き込んできたのは平成12年に亡くなられた塩沢兼人さんであった。そして故・塩沢さんからバトンを受け取り、平成28年から神谷浩史さんが声を担当している。神谷さんにとって劇場版は初参加となるが「台本を読んだ時点でスゴく面白いと思いました。そしてアフレコをして実際に完成した作品を見てもやっぱり面白い!これまでのしんちゃん映画の中で一番好きです」と自信を見せる。



卑怯者であり裏切り者で金額をせびる姿も本心からの厄介者ではあるが、ピンチにはしっかり駆けつける面も持ち合わす“救いのヒーロー”ぶりぶりざえもんがどのような“ヒーロー姿”を見せてくれるか、11日からの上映に期したいですね