今晩は、所沢市田中則行です。先週、沢尻被告が警視庁湾岸署から釈放されましたね。沢尻張本人の賠償金が20億円に上ったことがドコモのGoogleニュース及びヤフーニュース 女性自身で報じられています。
麻薬取締法違反で釈放され起訴されている沢尻被告は所属事務所を通じ「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」とコメント。警視庁湾岸署の窓口から車で出てきて、報道陣の前に姿を現すことはなかった。沢尻張本人は来年のNHK総合テレビの大河ドラマ『麒麟がくる』の主要キャストの1人として出演する予定であった。4社の宣伝にも出演し、その全てがお蔵入りとなったそうです。



「賠償金が5億円や10億円との報道がありますが、大河ドラマの撮り直しやCM降板。その他細かい仕事の補填等の費用が嵩んでしまい、社内では20億円まで膨らんでしまったと言われています」 (所属事務所関係者)



ベッキーが不倫報道で宣伝を降板した際の違約金は、芸能界史上最高クラスの約5億円と言われた。因みに沢尻はその4倍である。

「大河は10話まで撮影が進んでいましたが、初回から撮り直し。代役に川口春奈さんを立て、今月3日から急ピッチで撮影していますが、NHKは初回放送を2週間遅らせる大河史上初の変更を余儀なくされました。ロケができずセットの一部を壊してしまったため、スタジオ撮影で対応していますが、これまで以上に OGを駆使する等、時間と人件費がかかりすぎています」 (NHK関係者)

大河の制作費は通常、1話約6千万~7千万かかると言う。



「大河の賠償額は10話分の制作費だけでなく、撮り直しも費用も請求の対象になります。ポスターの回収や新ポスター作り、新たな宣伝費、グッズ等物販回収等も含めると10億円は超えてしまうでしょう」 (前出・NHK関係者)




広告代理店関係者は沢尻被告の宣伝賠償金についてこう語る。

「逮捕直前の沢尻さんのCM出演料は4~5千万円。賠償額は残りの契約期間で日割り計算して出します。撮り直しが必要になった場合はその費用も補償が必要です。また一部の外資系企業は“商品のイメージを損なった”として違約金請求するケースもあります。そのため、今回のCMの賠償金は合計5億円に達することまで考えられます」



更に沢尻は映画『人間失格~太宰治と3人の女たち~』に出演し、その公開中の逮捕であった。

「このままではDVDが発売できなくなる可能性があります。見込み収入分まで請求されることもあるでしょう」 (映画関係者)



沢尻被告は6日の保釈後《今後、違法薬物と決して関わりの待つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて立ち直ることをお約束します。》とコメント。沢尻の所属事務所は今後の処分について《裁判の結果を踏まえて決定》すると言うが、沢尻が背負った十字架はあまりに重いー





複数の合成麻薬を10年間かけて使い回し、警視庁湾岸警察署に連行・逮捕に至るまで薬物不祥事を隠した沢尻。沢尻張本人の今後の動向はどうなるか。中には「沢尻やめろ!!!!」との批判も浮かび上がってくるかも知れませんが…今回の違法薬物事件による逮捕で沢尻張本人の活動は期待できそうにありません。それよりは来年のNHK総合テレビの大河ドラマ『麒麟がくる』で川口春奈さんの活動に注目したいですね