今晩は、所沢市田中則行です。先日、半年振りに西武線利用した際に所沢駅の改札口内側コンコースで西武秩父線開通50周年記念企画が展示されているのを見出だしました。今年10月に西武秩父線開通50周年を迎えたのを契機に所沢駅を始め其々の西武線駅舎で記念企画が展示されています。
所沢駅での企画では昭和44年にデビューした5000系レッドアローを模した車輌先頭部分モデルの他に同系運用の映像、記念乗車券等が展示されています。
5000系レッドアローのモックアップモデルでは当初の看板形ヘッドマークとして使用された『特急・ちちぶ』のヘッドマークが起用されていましたが、ヘッドマークが右側に傾いた状態になってしまいました。。
別にヘッドマークが傾いてあろうが何であろうがと、何も其所まで気にすることもないかな。せっかくの開通50周年記念企画であり、西武池袋線にとっての最大の誇りなのだから。


西武線5000系レッドアローは過去の同線看板特急形車輌の誇りでもあってか、のりちゃんにとって思い出の特急形車輌として誇りに思ってます。所沢市を始めとする西武線沿線住民にとっても最大の誇りであったと思っている方々も多いかも知れませんね。

過去の鉄道模型界ではトミー製品で西武線5000系レッドアローが製品化されていました。当初のトミックス鉄道模型では動力ユニットが大型化されており客室内の再現が全くなかったことから室内照明ユニット装着が不可能で、それ以外の車輌は室内照明ユニット装着可能とした設計でした。Nゲージ西武線レッドアローの発売期間もそんなに長くなかったか、いつの間にか姿を消し最終的には生産中止品となってしまいました。近年では関水金属製品でNゲージ製品化されていますが、最近では初期形の4輌編成の仕様でリリースされているそうです。関水金属製品のNゲージ西武線レッドアローを入手するなら初期形4輌セットを購入がチャンスかもね。トミー製品でも同系の完全リニューアル仕様の製品化デビューにも期待したいところです





■西武池袋/秩父線5000系レッドアロー

昭和44年10月4日に池袋駅~西武秩父駅間を運行する特急『ちちぶ』として運行開始。車体の赤い帯から連想される『レッドアロー』の愛称で平日2往復、休日4往復、休前日には1往復の他に夜間下り1本の特急『こぶし』が運行開始された。昭和51年3月のダイヤ改正からは池袋駅~飯能駅間を運行する特急『むさし』が誕生し、西武新宿駅~西武秩父駅間を運行する特急『おくちちぶ』も運行開始した。車輌はフレッシュ&ヤングをコンセプトとし、観光・ビジネス双方のニーズを意識して製作。客室内は極力明るい雰囲気を出すことを念頭に、座席のモケットは1号車から若草、エンジ、ゴールド、ブルーと色を変え、秩父市方面へ向かうお客様を楽しく満喫させた。平成5~6年に施工された10000系ニューレッドアローへの置き換えに伴い、平成7年10月14日にさよなら運転が行われ惜しまれながらも5000系レッドアローは引退を迎えました