今日は、所沢市田中則行です。昨日の続きとしてGoogleニュース内ベストカーWebで取り上げられましたスバルSTiコンプリートカーS209の中身判明を取り上げます。今回はその後編で、搭載されるEJ25エンジンを取り上げてみます。



■肝心とされるEJ25エンジンは345psに向上


S209に搭載されるEJ25型エンジンにも注目が高まっています。総排気量2.5lのEJ25型フラット4ターボエンジンをチューニングしたもので、クランクシャフトやクラッチカバー、フライホイールのバランス取り、専用ECU、インタークーラーウォータースプレー、低背圧マフラーに至るまで専用チューニングを施されている。S209もS208と同様にSTiによる専用チューニングが行われる。また専用ECUや各部のバランス取り、低背圧マフラーの装備により最高出力345ps/44.0kgm程度に向上していると言う。



S209はSシリーズ史上最高の性能と質感を実現した究極のドライビングカーを実現すべく、スバルとSTiとの共同開発により外装・内装にも専用装備を追加したSTiコンプリートカーのトップエンドモデルなのだから、走行性能の質感は相当高いものになっていることは間違いない。



S209の商品企画はスバル・オブ・アメリカであるが、ブリスターフェンダーを始めエンジン、シャシー等の開発・生産は日本国内のスバル・テクニカ・インターナショナルの製作所で行われると言う。販売台数は限定300台~400台レベルとなることが予想され、即完売が必至される。S209に続くSTiコンプリートカーとしてEJ20をベースとした350~380ps級のスーパースポーツが日本国内で販売されるとの情報も掴んでいることもあり、今回S209が日本国内での販売が行われず嘆いている方々は安心できるか、そのモデルにもS209と同様のブリスターフェンダー装着されるのは確実であろう。遅かれ早かれ今年後半には発売が予想されよう。スバル乗用車ファンやスバリストの皆様方へ期待して待ってほしいの一言です