今晩は、所沢市田中則行です。今年もGoogleでSUBARUの話題が好調のようです。今回が3回目で、インプレッサWRX STiコンプリートカーS209の中身判明をリポートします、その前編です。

(Googleニュース内 ベストカーWeb・6日配信)


今年1月14日に開始される北米・デトロイトショーでSTiのコンプリートカー、S209がワールドプレミアされるそうですが、正式発表は1月14日正午12時40分(日本時間で15日午前2時40分)よりプレスカンファレンスが行われるそうです。既に公開されているティザー情報によりますとS209のグリル回りの写真と覆面テスト車による走行シーンをYouTube公開されているとの情報が入っています。



北米で発表される22B STiバージョンは北米SUBARUが『From Japan with Love(日本から愛を込めて)』と言うタイトルを付けた映像を公開し、S209はカモフラージュされているものの、車両そのものの姿がほぼ明らかとなったようです。ポイントとなるのはブリスターフェンダーの装備で、1998(平成10)年に400台限定で販売された22B-STiバージョンの時と同じようにブリスターフェンダーが装着されている。装着されるタイヤはS208の255/35R19よりも幅広の265以上のサイズとなる模様。フロント回りではフロントバンパー左右2段のカナードが装着されているリヤウイングはS207やS208のNBRチャレンジパッケージ仕様と同様でドライカーボン製となる。



■S209は北米のみの販売で日本での販売はなし

日本のスバリストが既に疑問に思っているところがS209がなぜ日本でなく米・デトロイトショーで発表されるのかと言うことです。これまでのSTiコンプリートカーは日本企画で日本だけで販売されてきたのになぜかと思っている方々も多いかも知れません。またS208に続くS209だから日本でも販売するのでは?と期待を膨らむ方々も多いかも知れませんが日本での販売は一切考えていないと言う。今後はSTiブランドを日本国内だけでなく全米で本格的に販売していくことを第一歩にしていこうとの意思表示ではないかと考えられる。そもそもS209の商品企画はスバル・オブ・アメリカの主導で行われてきたそうで、以前からSTiコンプリートカーの発売を待ち望んでいたスバリストの声を反映したものだと言う。





後半ではS209のボクサーエンジンを取り上げます