こんばんは、所沢市田中則行です。”牛丼グルメ“で知られる吉野家の1号店が営業終了を迎えるー中央区築地市場内にある吉野家1号店である築地店が来月6日に営業終了します。牛丼チェーンのモデルとなった店舗でBSE(牛海綿状脳症)発生のため米国産牛肉の輸入が禁止され、吉野家の全国の店頭から牛丼が消滅した平成16~18年も国産牛を使用し提供し続けていました。市場移転に伴い59年の歴史に幕を下ろすこととなりました。(ドラマdメニューニュース内 時事通信・19日16時10分報道発表)

吉野家では1899年、都内日本橋の魚市場に個人商店として誕生、1926年に築地へ移転されたが、45年の大空襲で店舗を焼失。47年に店舗営業を再開し、59年には数十m離れた現在の箇所に店舗を構えた。吉野家ホールディングスでは58年の法人化後に開設した現在の築地店を1号店と位置付けている。



同社によると50年代の牛丼の価格は120円で値段そのものは鰻重とほぼ同じ高価であったが、忙しくて舌が肥えている市場関係者に評判で賑わったと言う。築地店は僅か15席で多くの来客を迎えるため、調理や盛り付けを効率化。具材は牛肉と玉葱に限定し、牛肉チェーンの基礎が創られた。



吉野家ホールディングスでは築地市場の移転先で、来月11日に開場する江東区豊洲にも店舗を展開する。同社は「これまで通り市場関係者に美味しい牛肉を提供したい」(広報担当)と話している。




かつては牛丼メニューで統一され、その後牛丼以外の其々の料理が続出してきた吉野家ですが、築地市場内の同チェーン店では市場関係者に人気が高かったようですね。中央区の築地市場内から江東区の豊洲市場内に移転されて以後も市場関係者からの期待が高まりそうです