こんにちは、所沢市田中則行です。本日は渋谷駅ハチ公に展示中の東急東横線旧5000系をご紹介します。23日昼にCBGKシブゲキへSouthen'X公演『星空ハーモニー』を観覧した帰りがけに渋谷駅ハチ公口の東急東横線旧5000系を探察しました。
かつては東横を始め、目蒲線(現在の多摩川線と目黒線)や池上線、大井町線で運用し、東急線引退後に数々の地方私鉄線で活躍した5000系ですが、長らく『青蛙』の愛称で親しまれていました。同系は昭和29年にデビューし、初のカルダンドライブ方式を採用、東芝式直角カルダンを装備していました。編成も様々で東横・大井町の5輌や目蒲・池上の3輌と其々運用され、5輌の内一時期初のステンレス車体、5200系の中間車を組み込んだ編成もありました。
現在渋谷駅ハチ公口に展示中の5000Mcは渋谷区ロータリークラブの提案により車輌保存しているもので、渋谷区観光案内所として使用され、キティちゃんのデザインで内装されています。同時に入り口にはキティちゃん特有のおリボンが装着されています。またパンタグラフもかつては東芝商品のPG形系を装備していましたが、保存車輌では東洋電機製造のPT-42形系に換装されています。
東急線旧5000形Mc車の室内の様子。キティちゃんの絵柄デザインで可愛く仕上がっており、キティちゃん一家の人形も展示されています。
渋谷区ロータリークラブの皆様方も色々提案しますね☆
後編では同形式車輌の解説と主要諸元を解説します