こんばんは、所沢市田中則行です。いよいよ東京マラソンが近づいてきますね。国内最大の市民マラソンとして毎月末日曜日に開催されている東京メトロ後援東京マラソンが28日に行われるのを前に、参加する市民ランナーのナンバーカードの受付が本日より開始されたとの報道がありました。

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今年で十回目を迎える東京メトロ後援東京マラソンですが、これまでに最も多く3万7千名のランナーが参加します。28日から江東区のビッグサイトで受付が始まり、大勢のランナーが会場に詰めかけていました。ランナー達は当日身に着ける番号が記入されたナンバーカードやタイムを記録するためのチップを受け取っていました。



参加するランナーは海外からの参加が年々増加されていて、今年は85ヶ国と地域から五千人を越える方々が参加する予定です。主催者側は英語や中国語を始め多言語に対応できるボランティアを七百名を集め対応に当たっていて、25日も外国人のランナーにスタート地点迄の行先等を案内していました。また今大会では昨年11月に仏国・パリで発生した同時テロ事件で郊外のサッカー競技場が狙われたこと等を踏まえ、主催者側と警視庁を合わせ約六千名が警備に当たる他に一部のランナーに受付時に撮影した顔写真を基に、当日に本人かどうかを確認できる顔認証システムを使用し入場チェックを行うことにしています。



またランナーもスタート会場へのペットボトルや水筒等の持ち込みが禁止され、受付会場では注意を呼び掛けるボードも備えられていました。埼玉県から訪れた40代男性は「ペットボトルを持ち込めないのは残念だが、途中の給水所で水分補給をしたい。42.195kmを安心して走る為に規制は仕方ない」と話していました。



東京マラソン財団の手塚雅之事務局長は「多言語対応や警備の経験は4年後のオリンピック・パラリンピックにも生かされる。安全安心な大会にしてランナー達に満足して貰えるよう、万全の準備を心掛けたい」と話していました。





[大会の警備は]

今大会の東京マラソンで、警視庁は数千人の警察官をコースの沿道等に配置し警戒に当たることにしています。ランナーと一緒に走りながら警戒する警察官「ランニングポリス」を始め、不審なドローンを捕獲する専門の部隊や機動隊の「E.R.T.」(緊急時対応部隊)を配置して不測の事態に備えると言うことです。またスタートやゴール地点では大手警備会社が開発した無人飛行船等が上空からの監視に当たる等、民間企業とも連携して警備に当たることにしています。





毎年派手な装いのランナーも続々登場している東京メトロ後援東京マラソン、今大会では参加者3万7名のランナーの内何名が派手に決めるか、28日の同マラソン開催に注目ですね