コーヒーの飲みすぎ注意必至か!?カフェイン中毒死の報道(前編)

こんばんは、所沢市田中則行です。コーヒーの飲みすぎに注意必至か、カフェイン摂取による中毒死が今朝のスポニチ19頁社会面で報道されました。



眠気覚ましを謳うカフェイン配合清涼飲料水(エナジードリンク)を日常的に飲用した九州地区の20代男性がカフェイン中毒により死亡していたことが21日迄に判明されたそうです。自殺などの目的で故意に大量服用していたのか、カフェイン飲料が強く疑われる中毒死の報告は国内初とみられます。





九州地区の20代男性がカフェイン中毒死したのは昨年で、胃の内容物にはカフェイン錠剤の可能性がある破片も混じっていたが、福岡大学法医学教室の分析調査によると、飲料の大量摂取が原因とみていますが、厚生労働省食品安全部では「国内でのカフェイン中毒死は聞いたことがない」と話しています。





福岡県警察の依頼で男性の解剖分析を担当した福岡大学法医学の久保教授の会見によりますと、男性が飲用したエナジードリンクは短時間に約20本飲むと致死量約3gのカフェインを摂取することになるとの指摘がありました。ただ、銘柄自体は明らかではありませんでした。血中濃度が血液1ml当たり約70マイグラクロム以上に達すると死亡例が報告されていると言うが、男性は1ml当たり182マイグラクロムでした。また、男性が飲用したとされるエナジードリンクには1本当たり150～170mgのカフェインが含まれていたようです。食品安全委員会の資料から計算すると、コーヒー250mlのカフェイン量は約150mgでエナジードリンクとほぼ同量。コーヒーにも短時間に約5L飲用すれば致死量に相当するそうです。





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■効能明確に表示できず

▼エナジードリンク

明確に定義はないが、効果・効能を明確に表示することができない清涼飲料水の一種で、カフェインやアミノ酸等が含まれている。海外で開発され、眠気覚ましとして若者や運転手等で幅広く愛顧している。メーカーによると、海外では過剰摂取による中毒症状が年に数件報告されている。エナジードリンクとは別に、肉体疲労時に置ける栄養補給を目的とする医薬品及び医薬部外品として販売されている栄養ドリンク剤もある。
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後編へ続きます