こんばんは、所沢市田中則行です。十年前のフルタ製菓・チョコエッグ日本のクルマシリーズの六回目を配信します。六回目からは日産車編で、その1として310ブル・P311シルビア・KPGC10ハコスカ・510ブル・SR311フェアレディの5車種をご紹介します。






①310形ブルーバード1000

メーテルリンクの童話『青い鳥』に因んで命名。昭和34(1959)年、マイカー時代の到来を受け「幸せを呼ぶ~」のキャッチフレーズと共に小型車市場を席巻した。日本初のユニサーボブレーキを採用し、近代的な美しさを持つデザインと安定感のある乗り心地で絶大な支持を受けた。






②CSP311形シルビア

独国人デザイナーの手による「宝石のカット」をイメージした端正なスタイリング。継ぎ目のないボディパネルを始めとしてアルミ削り出しのラジエーターグリルや曲面ドアガラス等、カスタムカー風の手の込んだ造りで、当時の日本車で最も美しいと云われた。






③KPGC10形スカイライン2000GT-R

第2回日本グランプリの活躍で“羊の皮を被った狼”と言う称号が与えられ、昭和43(1968)年にはスカイライン2000GTとして市販された。その後ホイールベースを短くし、運動性能を高めたGT-Rハードトップが誕生。昭和47(1972)年、GT-Rは富士GCシリーズ・3000kmスピードレースで栄光の50勝を達成した。






④510形ブルーバード1600SSS

スーパー・スポーツ・セダンの印象も色濃く、「新しい時代の新しいセダン」と言うキャッチフレーズでデビューした510ブル。三角窓を廃した直線的なフォルムや超音速機をイメージしたスーパーソニックライン等、ハイスピード時代の到来を予感させるデザインとなった。






⑤SR311形フェアレディ2000

シャープなラインで構成されたスタイリングで昭和42(1967)年に登場し、今なお多くの人々を魅了するする名車。最高出力145馬力の2000cc・U20形エンジンを搭載し「貴婦人」の名とは裏腹に最高速度は205km、0~400mを15.4秒で走行するじゃじゃ馬振りを発揮した。





その7(日産車編②)へ続きます