こんにちは、所沢市田中則行です。先日訪れた青梅鉄道公園の屋外の展示車輌をご紹介します。その一回目としてD51機関車と0系新幹線車輌を解説します。






●D51機関車

◆形式:D51形
◆車号:D51 452
◆製造年:昭和15(1940)年
◆製造所:旧・汽車製造(現在の川崎重工業)



国鉄を代表する貨物専用機関車の一つ。製造技術が確立し性能も安定していた為、一つの形式としては我が国最多の1115輌製造されました。戦前から戦後に渡って全国各地で活躍した万能機関車として有名でした。両数が多い為、製造年次で形態に若干の相違点が見られました。昭和50(1975)年にこの仲間が北海道内で国鉄線最後の定期貨物列車を牽引しました。












●0系新幹線

◆形式:22形
◆車号:22-75
◆製造年:昭和44(1969)年
◆製造所:旧・汽車製造


昭和39(1964)年に開業した東海道新幹線用に製造された0系の東京寄りの先頭車で、青梅鉄道公園内に展示されている22-75は大阪万国博覧会の輸送に併せて増備された内の一両です。0系は『ひかり』として世界初の最高速度200km/hを越える旅客営業運転を施した記念すべき車輌で、全ての車輌に動力とするモーターを装着した、世界的には珍しい電車方式の高速列車として永年親しまれてきました。





第二回目はED16形電機機関車と旧形国電クモハ40形をご紹介します